昭和特撮デジタル化
2023-04-14 18:00:01

昭和特撮の名作をデジタル化し次世代へ届けるプロジェクト始動

昭和特撮のデジタル化プロジェクト



ついに始まる、昭和特撮フィルムのデジタル化プロジェクト。その名も「『ライオン丸』『タイガーセブン』『ザボーガー』昭和特撮フィルムを後世に残したい!」。2023年5月9日、特撮作品の魅力を未来へ残すためのクラウドファンディングがスタートしました。このプロジェクトは、月刊漫画雑誌『冒険王』(1949~1983)の純粋な希少価値を有するポジフィルムをデジタル化し、多くの人々にその魅力を伝えることを目的としています。

クラウドファンディングの概要



クラウドファンディングは「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて実施され、募集期間は5月9日から7月7日まで。目標金額は500万円となっており、企画の成否は集まった支援金額に基づく「オールオアナッシング」方式で進行します。このプロジェクトに賛同し、特撮の文化を守りたいと願う多くのファンの協力が期待されています。

デジタル化される特撮作品の魅力



今回のプロジェクトでデジタル化されるフィルムは、過去の特撮ヒーローたちが活躍する貴重な映像です。特に、株式会社ピー・プロダクションの人気作『快傑ライオン丸』や『風雲ライオン丸』、さらには独特なストーリーで視聴者を魅了した『鉄人タイガーセブン』、主人公がロボットと共に戦う『電人ザボーガー』などがラインナップされています。これらは昭和特撮の中でも特に象徴的な作品であり、ファンの間で高く評価されています。

プロジェクトの背景



プロジェクト実施の主な目的は、年々劣化が進む貴重なフィルムをデジタル化することで、次世代への保存を図り、特撮ヒーローへの愛着を再確認することにあります。特に『冒険王』に収められた特撮シーンやテレビ撮影の裏側を体験できる映像は、ファンにとって貴重な宝物となるでしょう。

うしおそうじとピー・プロダクション



ピー・プロダクションは、戦後間もなくの描画文化における重要な存在。創業者で漫画家のうしおそうじは、その影響力の下、多ジャンルを網羅する制作活動を展開しました。彼の作品は、今や多くの映像作品の基盤ともなっています。

リターン品のラインナップ



支援者向けのリターン品にも注目です。デジタルパンフレットやブロマイド、オリジナルフォトアルバムなどが用意されています。特に、ブロマイドは久芳俊夫氏の選定によるもので、貴重な映像を手にする喜びを提供します。

最後に



今回のプロジェクトは、昭和特撮の黄金時代をそのまま後世へと伝えるための重要な試みです。特撮ファンのみならず、懐かしのヒーローたちを愛する全ての人々が、この素晴らしい機会を通して、ヒーローたちの活躍を再確認し、彼らの物語を共に語り継ぐきっかけになることを願っています。ぜひご支援に参加し、この魅力的なプロジェクトを共に盛り上げましょう。

会社情報

会社名
株式会社バリュープラス
住所
東京都千代田区富士見2-11-3VPテラス
電話番号

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