南池袋の「みみずくアート」展示
株式会社ジェイ・プランのアート事業であるfence&artが、南池袋に特別な展示を開始しました。子どもたちが描いた「みみずくアート」が、南池袋の仮囲いを華やかに彩ります。この展示は、2025年7月19日(土)に南池袋小学校の図工室で行われたワークショップから生まれたものです。アーティストのMYUMASE氏がデザインした「みみずく」をテーマにした塗り絵に、3歳から小学生の子どもたちが参加し、各自の想いを込めたカラフルな作品が誕生しました。
このアート展示は、南池袋2丁目の番神通り沿いに位置する仮囲いに掲示されます。展示期間は2025年9月までと限定で、訪れる人々に子どもたちの感性溢れる作品を楽しんでもらうことを目指しています。また、アートは街を彩るだけでなく、地域に温かみを与える役割も果たします。
「みみずくアート」の背後にある想い
この「みみずくアート」は、池袋のシンボルである「みみずく」を通じて、未来を担う子どもたちの自由な表現を可能にする試みです。作品は、街とこどもたちの想い、そして未来へ続く願いを込めています。展示を行う仮囲いは、新しいマンションの建設に伴う工事現場の一部ですが、ただの壁として終わることはありません。こどもたちのアートによって、この仮囲いは無機質な一時的なものから、温かみのあるつながりへと変わるのです。
作品一枚一枚には、その子どもが育った環境や思い出、街への愛が詰まっています。個性豊かな作品が集まり、大きなアート作品へと変貌を遂げる様子は、「共に暮らし、街を彩る池袋」を象徴していると言えるでしょう。
アーティスト・MYUMASEについて
アーティストのMYUMASE氏は、2019年より独学で活動を開始し、植物や自然をモチーフにした作品を手がけています。緻密なラインと鮮やかな色使いで、見る人の心を明るくする作品を作り続けており、現在は海外でも活動の幅を広げています。彼のスタイルは、子どもたちによるアートとも絶妙に融合し、展示全体に新たな命を吹き込んでいます。
fence&artの理念
fence&artは、工事現場や他の店舗の入れ替え時に必ず設置される仮囲いをキャンバスとして活用し、人々を笑顔にすることを目指しています。仮囲いをアートで彩ることで、その場所が持つ特別な瞬間を感じさせ、新しいアート表現の場を創出しています。この活動は、アーティストや企業、地域社会かが結びつくことで、街全体にアートの恵みをもたらす試みでもあります。
最後に
南池袋での「みみずくアート」展示は、街を訪れる皆さんにとって新たな体験となることでしょう。ぜひ、この機会に子どもたちの作品を観に足を運んでみてください。地域のアート活動が、次世代へと受け継がれ、多くの人々に愛される場所へと繋がっていくことを期待しています。