上川隆也が赤穂訪問
2025-11-07 20:10:26
大石内蔵助役・上川隆也が赤穂の地を訪れ舞台『忠臣蔵』を再確認
大石内蔵助役・上川隆也が赤穂を訪問
俳優の上川隆也が、舞台『忠臣蔵』の主役・大石内蔵助を演じるため、作品ゆかりの地である赤穂を訪れました。この訪問は11月7日、舞台の開幕を目前に控えた重要な時間となりました。上川は、赤穂の文化と歴史に触れ、舞台への気持ちを新たにしました。
訪問の最初に彼が向かったのは、赤穂にある大石神社。ここでは大石内蔵助が祀られており、上川は舞台の成功と関係者の健康を祈願しました。
「赤穂に来るのは初めてです。皆さんに温かく迎えていただいて、本当に良かったです」と感慨深そうに語る彼の表情には、赤穂に対する敬意や感謝の気持ちが溢れていました。彼は、拝殿で厳かな雰囲気の中、手を合わせ、心を込めて玉串を捧げました。
今年で赤穂浪士の討入りから323年が経過し、長い歴史に思いを馳せながら、彼が演じる大石内蔵助に対する思いも一層深まったようです。また、神社の境内にある義士史料館や宝物殿を訪れ、数々の歴史的資料を見学しました。「展示物を通じて、赤穂の方々が四十七士をどれほど誇りに思っているかが伝わってきました」と、彼はその品々に感銘を受けた様子です。
大石神社は、旧赤穂城内に位置しており、近くには大石内蔵助の邸宅の長屋門が残っています。上川はこの長屋門も訪れ、内蔵助が実際にくぐったであろう門を見つめながら、300年前の想いに思いを馳せました。さらに、浅野家の菩提寺である花岳寺にも赴き、内蔵助や四十七士の墓にも手を合わせました。義士の戒名に含まれる「刃」の文字についても言及し、「亡くなった方々がその後も刃の文字を背負っている、その重みを感じます。彼らの仇討ちにかける覚悟が伝わってきます」と心情を語りました。
このように、赤穂を訪れたことで、上川の中で改めて役作りへの思いを引き締めたようです。「赤穂の地で内蔵助の深謀遠慮に納得しました。この土地に対する愛情が役作りの基盤になると思います」と語り、若い世代や『忠臣蔵』を知らない人々にも新鮮な目で見てもらいたいと希望を述べました。
舞台『忠臣蔵』は、東京・明治座で2025年12月12日から28日まで上演され、続いて名古屋、高知、富山、大阪、新潟と巡演を行います。観客には、義士たちの思いを現代的な視点で感じ取ってもらいたいとの願いが込められています。公式ホームページで詳細を確認し、文化と歴史を体験するこの機会をお見逃しなく!
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