ホルベイン・スカラシップ成果展が開催
佐藤美術館で開催される「ホルベイン・スカラシップ成果展」では、2020年4月17日から26日までの間、スカラシップを受賞した7名の作家による作品が展示されます。この展覧会は、ホルベイン・スカラシップ制度の新しい形態を示すものとなっており、受賞者との密接な関係構築を目的としています。
受賞作家とその作品
本展では、283名の応募者の中から選出された7名の作家たちの多彩な作品が並びます。各作家は独自のスタイルで表現をしており、以下にその一部をご紹介します。
- - 飯田 翔之介の『a clay figure 2』は油絵具とキャンバスで構築された、感情を揺さぶる作品です。(53.0×33.0cm、2015年)
- - 井上 瑞貴が描いた『Rainy days date』は、その名の通り雨の日の情景をアクリル絵具で表現し、250.0×570.0×4.0cmという大きなサイズで迫力があります。(2018-2019年)
- - 菊池 遼の『void #68』は、シンプルながらも深い意味を感じさせる作品で、パネルにアクリル絵具を用い、直径30.0cmで仕上げています。(2019年)
- - 水戸部 七絵の『Milla Jovovich』は油彩を用いて、54.0×70.0cmのキャンバスに描かれています。
- - 若林 菜穂の『夜の航海』は、夜の風景を情緒豊かに捉えた作品です。(53.0×65.2cm、2019年)
- - 末松 由華利が描く『いずれ溶け合う』は、アクリル絵具で、112.0×324.0cmという大作です。
- - 田岡 智美の『Maisaincoodineito』は油絵具とアクリル絵具を組み合わせて、152.0×152.0cmで制作されました。
ホルベイン・スカラシップについて
ホルベイン・スカラシップは、芸術作品の創造を支援し、国内作家の活動をサポートするCSR活動です。1986年のスタートからこれまでに1200名以上の作家が認定され、作品の色材を提供するなどしてその活動を支援しています。今回の成果展は、受賞者との関係をより強化する新しい試みの一環として位置づけられています。
イベント概要
展覧会に合わせて、以下のイベントも開催されます。
- - オープニング:4月17日(金)18時30分〜(無料、予約不要)
- - トークイベント:4月18日(土)14時〜15時30分、テーマは「グローバルに活躍するアーティストとは?」
- - ワークショップ:4月25日(土)予定。詳細は後日ウェブで発表されます。
- - 製品紹介コーナー:ホルベインの製品を展示し、一部商品はお試し可能です。
展覧会へのアクセス
- - 会期:2020年4月17日(金)- 4月26日(日)
- - 会場:佐藤美術館
- - 住所:東京都新宿区大京町31-10
- - 入場料:無料
- - 開館時間:10:00−17:00(金曜は19:00まで)
- - 休館日:4月20日(月)
展覧会の詳細や最新情報は、ホルベインの公式ウェブサイトでご確認ください。
ホルベイン画材は創業120周年を迎え、今後も芸術文化の発展に寄与する活動を続けていきます。
公式サイト:
ホルベイン画材株式会社
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