本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』がシリーズ累計80万部突破！コミカライズも好評連載中！

2024年本屋大賞を受賞し、話題沸騰中の『成瀬は天下を取りにいく』（宮島未奈著）が、シリーズ累計80万部を突破しました。

主人公の成瀬あかりは、コロナ禍の夏休みに地元の百貨店「西武大津店」が閉店することを知り、「この夏を西武に捧げようと思う」と宣言し、毎日通い始めるという個性的な女の子。

彼女の真っ直ぐな行動と、周囲の人々との触れ合いが、多くの読者の心を掴んでいます。

著者の宮島未奈さんは、新潮社主催の新人賞「女による女のためのR-18文学賞」で史上初の三冠を獲得した実力派作家。デビュー作にして、本屋大賞をはじめ、数々の賞を受賞し、その才能は広く認められています。

そんな『成瀬は天下を取りにいく』は、2023年3月の発売以来、三浦しをんさん、辻村深月さん、西川貴教さんなど、著名人からも絶賛の声が寄せられています。

また、同作はWEB漫画誌「コミックバンチKai」および「くらげバンチ」でコミカライズも好評連載中。構成を担当するのは『今日、駅で見た可愛い女の子。』で注目を集めるさかなこうじさん、作画を担当するのは『限界OLと女子大生が〇〇する話』がX（旧Twitter）で話題の小畠泪さん。原作・構成・作画の作家陣3名はいずれも滋賀県出身もしくは在住で、地元への愛が感じられる作品となっています。

成瀬あかりの快進撃はまだまだ止まりません！ぜひ、原作小説とコミカライズ、両方ともチェックしてみてください！

『成瀬は天下を取りにいく』の魅力

『成瀬は天下を取りにいく』は、ただ楽しいだけの青春小説ではありません。

成瀬の行動を通して、閉塞感漂う現代社会に生きる私たちに、大切なメッセージを投げかけてくれます。

例えば、コロナ禍で閉鎖を余儀なくされた「西武大津店」は、多くの人にとって思い出の場所であり、失われた日常の象徴でもあります。

成瀬は、そんな閉鎖された場所に希望を見出し、自分なりの方法で向き合っていきます。

彼女の行動は、一見無謀に見えますが、そこに込められた熱い思いは、読者に感動と勇気を与えてくれます。

また、成瀬を取り巻く個性的なキャラクターたちも魅力的です。

幼馴染の島崎、成瀬を支える家族、そして個性的な店員たちなど、それぞれのキャラクターが、成瀬の成長を彩ります。

それぞれのキャラクターが持つ悩みや葛藤、そして成長は、読者に共感と学びを与えてくれます。