熊本国際空港の利用料金が新しく認可されました
2023年12月20日、国土交通省は熊本国際空港株式会社が申請した旅客取扱施設利用料の上限を認可したと発表しました。この決定は、空港法第15条および第16条に基づくもので、今後の空港利用に影響を与える重要な内容となります。
新しい料金体系の詳細
熊本国際空港の旅客取扱施設利用料は、国内線と国際線でそれぞれ異なる設定となっています。
- 大人:320円(満12歳以上)
- 小人:160円(満3歳以上12歳未満)
- ※満3歳未満の場合、小人用航空券を使用することで小人料金が適用されます。
- 大人:1,900円(満12歳以上)
- 小人:950円(満2歳以上12歳未満)
- ※満2歳未満で小人用航空券を使用する場合は、小人料金が適用されます。
徴収開始と方法について
この新しい料金は、2025年3月30日以降に発券・搭乗する分から徴収される予定です。徴収方法としては、航空券料金に含ませる形で、航空運賃と同時に徴収する流れとなります。
国土交通省の発表によれば、これにより空港利用者にとっての利便性の向上が期待されているとのことです。また、旅客取扱施設利用料は、空港ターミナルビルの維持管理や運営に必要な経費を賄うために必要な費用として位置づけられています。
熊本空港の将来展望
熊本国際空港は、地域経済において重要な役割を果たしており、観光やビジネスの拠点としての機能を担っています。この料金認可を契機に、さらなるサービス向上やインフラ整備の促進が期待され、地域住民や訪問者にとって魅力的な空港運営が求められます。
国土交通省は今後も、熊本国際空港の事業運営や安全管理に注力し、利用者の利便性を高める取り組みを続けていくとのことです。新しい料金体系がどのように実施され、地域にどのような影響を与えるのか、引き続き注目が必要です。
お問い合わせ
国土交通省航空局では、この件に関する詳細な情報を提供しています。さらに質問がある方は、国土交通省航空局航空ネットワーク企画課まで直接連絡することをお勧めします。
電話番号:03-5253-8111 (内線49-114、49-174)
直通:03-5253-8715
この新たな料金体系が、熊本国際空港と地域の発展に寄与することを願っています。