新たなAI開発の潮流:LattePanda Mu Ultra
アスメック株式会社は、2026年10月20日より、DFRobot社が手がけた新たなAIプラットフォーム「LattePanda Mu Ultra 226V」と「LattePanda Mu Ultra 256V」の取り扱いを開始しました。この製品は、小型ボディながら最大115 TOPSのAI処理性能を誇り、ロボットからエッジデバイスに至るまで、多彩な活用が期待されています。
AI開発キットの構成と機能
この新しい開発キットには、AI演算を中心とした中核モジュール「LattePanda Mu Ultra」、様々な拡張機能を提供する「Mini Carrier Board」、そして熱を効率的に放散する「Active Cooler」が含まれています。これにより、ローカルAI処理の評価や、ロボット向けソフトウェアの開発を効率的に行える環境が整いました。
なお、SSDと電源は含まれておらず、別途用意が必要ですが、コンピューティングモジュールは単体で購入可能です。
本製品の特長
1. 高性能AI処理
LattePanda Mu Ultraは、Intelの最新世代プロセッサを搭載し、最高115 TOPSのAI性能を発揮します。これにより、画像認識や音声認識、物体検出といったAI処理をローカル環境で実行できます。
2. 汎用コンピューティングとの両立
8コア・8スレッドのCPUとIntel Arc GPUによって、AI推論だけではなく、ロボット制御や画像処理といった多岐にわたる用途にも対応可能です。
3. 効率的なAI処理の実現
16GBのLPDDR5Xメモリーと136.5GB/sのメモリー帯域幅が、大規模なAI処理の効率を高めます。
4. コンパクトなデザイン
クレジットカードサイズの本体は、わずか69.6×60mmで、限られたスペースへの組み込みが容易です。
5. 省電力設計
アイドル時の消費電力を抑え、AI処理と待機を繰り返すシステムに最適です。バッテリー駆動の機器への組み込みにも活用できます。
6. 開発環境対応
Intel OpenVINOやOllamaなど、AIモデルの実行やアプリケーション開発が支持される環境が提供されています。
7. 異なるOSでの活用
Windows 11およびUbuntu 24.04以降と高い互換性を持ち、選択肢が多いのが特徴です。
8. 拡張性の充実
PCIe 4.0やUSB 3.2、HDMIなど、多彩なインターフェースをサポートしており、周辺機器との柔軟な連携が可能です。
Mini Carrier BoardとActive Coolerの特長
「Mini Carrier Board」は110×94mmの大きさで、USB接続や2.5GbEのネットワークにも対応。AI開発の拡張に非常に便利です。また、「Active Cooler」は冷却ファンを内蔵し、LattePanda Mu Ultraの熱を効率よく放散します。
幅広い用途への適応
本製品は、スマートAI端末や携帯型計測機器、自律移動ロボット、サービスロボットなど、さまざまな分野での使用が想定されています。AI技術を活用したい企業や開発者にとって、多くの利点が得られる製品と言えるでしょう。
DFRobot社について
DFRobot社は、2008年に設立され、オープンソースハードウェア技術のパイオニアとして認識されています。多様な製品ラインアップを持ち、教育や製造業向けのソリューションも展開しています。10年以上の経験を生かし、コミュニティの形成にも取り組む企業です。
興味がある方は、アスメック株式会社までお問い合わせいただければ、デモ機や導入の相談にも応じています。