河北新報社の感謝の詩プロジェクトが全広連鈴木三郎助大賞受賞

河北新報社の感謝の詩プロジェクトが全広連鈴木三郎助大賞受賞



2023年3月26日、全日本広告連盟が主催する第7回「全広連鈴木三郎助大賞」の選考委員会が開催され、河北新報社が取り組む「ありがとうの詩」プロジェクトが受賞することが決定しました。このプロジェクトは、東日本大震災の影響を受けた多くの人々への感謝の気持ちを詩の形で表現するもので、今もなお地域に深い感動を与えています。

ありがとうの詩プロジェクト



「ありがとうの詩」プロジェクトは、2011年5月にスタートしました。震災後、日本全国や世界中から寄せられた温かいメッセージへの感謝を伝えるために、詩を募集し、その中から460作品が集まりました。優秀作品は河北新報の紙面やウェブ上で発表され、さらには音楽家による楽曲集も制作されました。これらの収益は義援金として宮城県へ寄付され、地域支援に役立てられました。

また、2012年には仙台三越での作品展や、ニューヨークやロンドンでのイベントも開催され、国際的にもそのメッセージを広めています。特に、2013年3月11日には、河北新報社と宮城県が共催する「3.11メモリアルイベント」を行い、感謝の思いや復興に向けたメッセージを発信しました。

特別賞受賞のプロジェクト



「全広連鈴木三郎助大賞選考委員会特別賞」も2つ発表されました。一つは、京都新聞社が実施した「日本人の忘れもの」キャンペーン第2部です。このキャンペーンは、「日本人が忘れたもの」にフォーカスし、地域貢献の一環としての取り組みで、震災後の人と人との絆の重要性を再認識させるものでした。

もう一つの特別賞は、神戸新聞社と六甲山大学実行委員会による「みんなが生徒 山ほど楽しい気づきの場~『六甲山大学』プロジェクト」です。このプロジェクトでは、六甲山の魅力を地域住民や観光客に再認識してもらうことを目的とし、さまざまなプログラムが実施されています。特に、地域の魅力を再評価し、観光資源の利用促進に貢献することが評価されています。

全広連鈴木三郎助大賞の意義



全広連鈴木三郎助大賞は、全国の広告協会による斬新な広告企画や大きな成果を上げたキャンペーンを表彰し、広告活動のさらなる発展を目指すものです。受賞することで、これまでの活動をより広く認知され、今後のさらなる挑戦が期待されます。河北新報社の「ありがとうの詩」プロジェクトが持つ背景と意義が、多くの人々に感動を与えていることを今後も広めていきたいものです。

会社情報

会社名
公益社団法人 全日本広告連盟
住所
東京都中央区銀座7-4-17電通銀座ビル7階
電話番号
03-3569-3566

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