新通信技術「PureFlow ASX」
2025-01-27 14:34:22

クラウド時代の通信を支える新しい技術「PureFlow ASX」登場

クラウド時代の通信を支える新しい技術「PureFlow ASX」登場



アンリツ株式会社が新しく発表した「PureFlow ASX」は、データセンターや大規模企業向けに設計された10Gbit/sインターフェースを搭載した高精度帯域制御装置です。今やクラウドサービスやSaaSの利用が急増する中、この装置は、通信品質を向上させるための新たなソリューションとして期待されています。

PureFlow ASXの特徴と強化された機能


この新モデルは、先行する1Gbit/s対応モデル「PureFlow AS1」の機能を引き継ぎつつ、さらに洗練された機能を追加しています。

1. 通信制御機能の拡張


「PureFlow ASX」は、HTTPS通信におけるサーバ名の識別(Server Name Indication, SNI)機能を強化しました。これにより、複数のドメインを1つのIPアドレスで運用することが可能となり、クラウド環境での通信制御が一層柔軟になりました。

2. フロー分析機能の強化


また、測定可能な対象シナリオ数も大幅に拡張されており、従来の4倍に達しています。この機能により、多様なアプリケーションの遅延監視を蟹理トラクし、クラウド利用の複雑さに対応できるようになりました。

3. アクティブ測定機能の追加


さらに、「PureFlow ASX」は新たにアクティブ測定機能を搭載しました。この機能は、ネットワーク機器やサーバーに対し常時遅延やパケットロスを監視するもので、潜在的な通信障害を迅速に発見する手助けとなります。

販売と目標


この新しい高精度帯域制御装置は、2025年1月27日から販売を開始し、販売代理店のSCSK株式会社が担当します。アンリツとSCSKの目標は、2028年3月期までに500台を販売することです。これにより、通信事業者、データセンター事業者、EC事業者など様々な業界へアプローチし、より高品質な通信環境を提供することを目指しています。

SCSKとアンリツのパートナーシップ


SCSKは、PureFlowシリーズの一次販売代理店としての強固なパートナーシップを築いており、これまでに5000台を超える販売実績があります。同社は製品の販売だけでなく、導入支援や保守サービスも提供し、顧客のニーズに応えています。アンリツと共に新製品の開発を進め、通信業界の進化にも寄与しています。

このように、PureFlow ASXはクラウド時代における通信品質向上を実現するための重要な役割を果たすことでしょう。今後の展開に注目です。


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会社情報

会社名
アンリツ株式会社
住所
神奈川県厚木市恩名5-1-1
電話番号
046-223-1111

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