LibeSIMが始める新しいパートナーシッププログラム
コモン・クリエーション株式会社(以下「当社」)が提供するLibeSIMは、2026年4月20日から、SGP.32に準拠したeIM(eSIM IoT Remote Manager)の普及を加速するため、PoC(Proof of Concept)パートナーシッププログラムを開始します。このプログラムは、端末ベンダーやSIer(システムインテグレーター)、通信事業者などに向けて、eIMを活用した技術連携や実証検証を行う機会を提供します。
背景:IoTデバイスの急成長
現在、IoTデバイスが急速に拡大していますが、物理SIMカードでは管理が難しい遠隔操作やプロファイル管理のニーズが高まっています。GSMAが策定したSGP.32規格に基づくeIM技術は、デバイスに物理的にアクセスすることなく、eSIMプロファイルを一元管理できる新しい方法を提供します。ただし、この規格は2023年に制定されたばかりで、国内の企業はその技術や検証環境について不安を抱いています。
LibeSIMの正式サービスと反響
当社は2026年3月にeSIM Tech Partner「LibeSIM」のサービスを正式に開始しました。その後、多くの通信事業者やSIer、端末ベンダーから導入やPoCに関する問い合わせをいただいており、複数の領域で共同検証が進行しています。具体的には、産業用5G端末におけるeSIM対応検証や、IoTセンサーでのIPAe方式を用いた検証が行われており、より具体的な実用化シナリオが形成されています。
パートナーシッププログラムの詳細
本プログラムには、2つのトラックが用意されています。
1. 端末ベンダー向け
このトラックでは、SGP.32に対応を検討する端末ベンダーに対し、当社の技術連携を支援します。具体的な内容は以下の通りです:
- - 技術仕様に関するコンサルティング
- - eUICC(組み込み型SIMチップ)の設計協力
- - LibeSIMとの接続検証
- - デバイスファームウェアにおけるIPAの実装支援
- - 検証用eIMアカウントの提供
対象となるデバイスには、IoTゲートウェイや産業用ルーターなどが含まれます。
2. SIerおよび通信事業者向け
このトラックは、IoTソリューションの導入を検討している企業を対象としています。eIMを利用した実証検証環境が提供され、当社のエンジニアがサポートします。メインのリソースには、eIMへのフルアクセス、検証用端末の貸出し、技術サポートなどが含まれます。
参加条件と募集概要
プログラムへの参加は、2026年4月20日から受付を開始し、検証は2026年5月から順次行われます。参加企業は、各社の役割に応じたサポートを受けつつ、実際のユースケースでの検証を通じてeIMの導入を推進できます。具体的な費用については、企業ごとに個別見積もりを行います。応募は先着順となりますので、興味がある企業は早めにお申し込みください。
展示会参加のご案内
LibeSIMは、2026年5月27日から29日まで東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2026」に出展します。ここでは、SGP.32に基づくeIMを使用したライブデモを行う予定です。興味のある方は、ぜひブースにお立ち寄りください。
事業責任者のコメント
LibeSIM事業責任者の山本真基は、「SGP.32に基づくeIMはIoTデバイスの管理を根本から変える技術ですが、まだ国内には十分な検証環境が整っていません。このPoCパートナーシッププログラムを通じて、企業が抱える不安を解消し、eIMの実用化に取り組むことが重要です」とコメントしています。私たちは、パートナー企業と共にこの新しい技術を拓くことを目指しています。