村上春樹作品を舞台化！ワールドツアー決定の舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

村上春樹の名作を舞台で体感！

村上春樹の長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が、2026年に遂に舞台化されます。この作品は、村上が36歳の時に発表したもので、世界中で愛され続けている作品でもあります。演出はフィリップ・ドゥクフレが手がけ、フィクションとリアリティが交錯する独自の演出が期待されます。

世界初の舞台化

この舞台は、村上春樹の独自の世界観を余すところなく表現すべく、藤原竜也を主演に迎え、豪華なクリエイティブチームが結集。村上作品の特有な「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」という二つの世界が描かれ、並行して展開する物語が展開されます。演出家ドゥクフレの特徴的な手法により、観客は村上らしい異世界体験を楽しむことができます。

ワールドツアーの概要

2026年1月に東京での公演がスタート後、シンガポール、中国の上海・北京・蘇州、さらにはイギリスのロンドン、フランスのパリと4カ国を巡るワールドツアーが決定しました。それぞれの国で、村上作品のファンたちにその魅力を届けることが期待されています。

東京公演は、2026年1月10日から2月1日まで、東京芸術劇場プレイハウスにて行われます。その後、宮城、愛知、兵庫、福岡と日本各地での公演も予定されています。同時に、シンガポールでは4月に、そして中国では7月、ロンドンとパリでは10月に公演が行われるとのことです。

チケット情報と参加予定演者

東京公演のチケットは現在、ホリプロステージにて販売中です。チケット料金はS席が12,500円、サイドシートが8,800円、さらに25歳以下の特別料金も用意されています。多くのファンが訪れることが予想され、早めの購入をお勧めします。

キャストには、舞台を牽引する藤原竜也のほか、話題の若手俳優たちが名を連ね、多様なキャラクターを演じることに期待が寄せられています。特に、藤原竜也の演じる「私」という存在がどのように描かれるのかが、大きなポイントです。

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のあらすじ

この作品は「ハードボイルド・ワンダーランド」と「世界の終り」という二つのストーリーが同時進行で描かれています。主人公は情報を暗号化する技術を駆使する計算士。彼はある博士から依頼された暗号の秘密を解かなくてはなりません。一方、もう一つの物語では、高い壁に囲まれた街で心を失わないための旅が描かれ、二つの物語がどのように交差していくのかが注目されます。

まとめ

この舞台は、ただの演劇ではなく、村上春樹の作品に対する新たな解釈を提供するものです。日本国内外の多くのファンがこの舞台を心待ちにしており、チケットは急ピッチで売れ行きを見せています。詳細が発表されるのが待ち遠しい限りです。今後の続報にも注目です！

ぜひ公式サイトをチェックして、最新情報を手に入れてください。