2025年12月18日、私たちは日本では初めて気候変動問題に関して国を提訴することを決定しました。この訴訟は452人の原告によって成り立ち、それぞれが異なる背景を持っていますが、共通して国に対する強い思いを抱えています。現在、地球温暖化は深刻な問題として人類全体に影響を与えており、政府がこの問題に真剣に向き合わなければ私たちの未来は脅かされます。
この訴訟は、国の気候変動対策の不足を法的に問いただし、国による国民の権利保護の義務を認めるものです。過去にオランダ、ドイツ、韓国などでは、温室効果ガスの削減目標の不十分さが違法とされる判決が下されています。日本においても同様の流れが生まれることを期待しています。
私たちは、国とともにこの問題に取り組むべきだと考えています。記者会見は2025年12月18日、東京地方裁判所内の司法記者クラブにて行われ、会見後は東京地方裁判所前で入廷行動も予定しています。また、第2次提訴に向けた原告募集も開始しています。
呼びかけ人の中には、経済思想家の斎藤幸平さんや環境学者の明日香壽川さん、さらにミュージシャンやジャーナリスト、アーティストなど多彩なメンバーが名を連ねています。それぞれが気候変動問題の重要性を広く市民に伝え、行動を促すために力を合わせています。
今回の提訴によって、日本における気候変動問題への認識が広がり、国が真摯に対策に取り組むきっかけとなることを願っています。多くの方の参加をお待ちしています。
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私たちの未来は私たちの手の中にあります。気候変動という大きな課題を前に、手を取り合い、共に立ち上がりましょう。