ニップンD2C事業の支援
2025-10-28 12:15:33

ニップン初のD2C事業「ニップンダイレクト」成功への道を拓く新データプラットフォーム

ニップン初のD2C事業「ニップンダイレクト」成功への道を拓く新データプラットフォーム



アライドアーキテクツ株式会社は、総合食品メーカー株式会社ニップンの生み出した新しいD2C事業「ニップンダイレクト」を支援し、顧客の理解を深めるためのデータプラットフォーム「Kaname.ax」が重要な役割を果たしました。これにより、同社は新たな顧客ニーズを発見し、マーケティング施策を効果的に展開することができました。

1. D2C事業「ニップンダイレクト」の展開



ニップンは1896年に創業し、製粉業から始まり、様々な食品事業を展開してきました。近年ではD2C事業「ニップンダイレクト」に注力し、特に小売チャネルでは接点を持てない顧客との関係構築を目指しています。しかし、マーケティング施策の進展に伴い、顧客の実態を把握することが難しいという課題に直面していました。

2. 「Kaname.ax」による顧客インサイトの発見



そこで、アライドアーキテクツの「Kaname.ax」を導入しました。このプラットフォームは、蓄積された顧客の声(VOC)データを元に、企業のマーケティングコミュニケーション設計を支援するものです。ニップンのD2C事業では、顧客インサイト調査を行い、従来のマスマーケティングでは気づけなかった真の顧客ニーズが明らかになりました。

例えば、通販限定ブランド「nest(ネスト)」では、顧客像として考えていた「忙しい方」ではなく、「料理が好きで誰かを喜ばせたい」と考える層が主要顧客であることが判明しました。プラントベース冷凍プレートシリーズについても、従来の主要特徴であった「コレステロール0」が、実際には顧客にとって大きな魅力となっていることがわかりました。

3. マーケティング施策の一新



これらのインサイトを基に、同社はマーケティングメッセージを刷新し、顧客の生活スタイルや価値観に即した戦略を立てました。「Kaname.ax」では従来通りの調査に留まらず、顧客の購買後に自動的にアンケートを取得する仕組みを構築し、データ収集の効率も飛躍的に向上しました。

4. 顧客起点の成果向上



その結果、CPA(顧客獲得単価)が20%改善され、売上も確実に成長することができました。クライアントのニップンEC事業室の鈴木氏は、「お客様を深く理解することの重要性」を再確認し、マーケティング戦略の見直しを行うきっかけとなったと語ります。顧客調査や広告運用を一貫して支援することで、より一貫したメッセージを届けることができるようになったとのことです。

5. まとめ



アライドアーキテクツの「Kaname.ax」は、D2C事業において顧客理解を深化させ、ニップンのマーケティング施策に革命をもたらしました。顧客のニーズを正確に把握し、新たな価値を見出すことは、これからの事業成長にとって不可欠です。今後も、顧客の声を聞き続けながら、商品とブランドのさらなる価値を引き出していく姿勢が期待されます。


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会社情報

会社名
アライドアーキテクツ株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿一丁目19-15ウノサワ東急ビル4階
電話番号
03-6408-2791

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