ラトックシステム株式会社は、パソコンやAndroid端末とRS-232C機器の接続を可能にするUSBシリアルコンバーター3製品を、2024年8月下旬より出荷開始することを発表しました。
今回の新モデルは、2005年発売以来のロングセラー製品「REX-USB60F」と「RS-USB60FC」の後継製品となります。消費電流を最大22mAに抑え、バッテリー駆動のノートPCやタブレットの電力消費を削減した点が特徴です。
ラインナップは、従来のUSB Type-Aコネクタに加え、新たにUSB Type-Cコネクタを採用したモデルも登場しました。USBコネクタタイプとケーブル長を組み合わせることで、ユーザーは用途に合わせて最適なモデルを選択できます。
新モデルの主な特徴は以下の通りです。
消費電力の削減: バッテリー駆動のデバイスでも安心して使用できます。
USB Type-Cコネクタ対応: 最新のデバイスとの接続に対応します。
ケーブル長の選択肢: 30cmと250cmの2種類のケーブル長から選択可能です。
通信速度の向上: 最大230kの転送速度に対応し、高速転送が求められる制御システムなどにも対応可能です。
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Android OS対応: Android用のサンプルプログラムと簡易ターミナルアプリを提供することで、Android端末でも使用できます。
ラトックシステムは、長年RS-232Cデバイス向けインターフェイスの開発と販売を行っており、お客様のニーズに応じたカスタマイズにも対応しています。今後も現場のニーズに応える製品の開発と供給を続けていくとしています。