太陽光発電所の防犯
2026-05-27 14:24:42
次世代侵入検知ソリューションで太陽光発電所を守る取り組み
次世代侵入検知ソリューションが太陽光発電所を守る
NTTドコモビジネス株式会社とパナソニック コネクトグループは、メガソーラー太陽光発電所に最新の侵入検知ソリューションを導入しました。この取り組みは、特に銅線ケーブルの盗難を防ぐことを目的としており、ミリ波レーダーとPTZカメラを組み合わせたシステムを利用しています。
背景
近年、太陽光発電所は郊外や人目の少ない地域に設置されることが多く、盗難の被害が増加しています。特に、銅線ケーブルの盗難は安定した電力供給を脅かす大きな問題となっています。このリスクを軽減するため、「盗難特定金属製物品の処分の防止等に関する法律」が2025年に公布され、社会インフラの安全性向上が急務となっています。
しかし、従来の侵入検知システムは、赤外線センサーやテンションセンサーを使用しているものの、誤検知や検知漏れが多く、広域監視にはコスト面での課題が残っていました。また、クラウドで映像データを処理する方式は、通信コストやセキュリティ面での懸念もあり、こうした問題を解消するために次世代の技術が必要とされていました。
新たな侵入検知ソリューションの概要
NTTアノードエナジーが運営するメガソーラー太陽光発電所に導入された新システムは、ミリ波レーダーが侵入者を検知すると、PTZカメラが自動で追尾し、監視センターにリアルタイムで映像を送信します。これにより、監視員は即座に状況を把握し、迅速な対応が可能になります。特にミリ波レーダーは夜間や悪天候でも安定して機能し、最大半径70メートルの広範囲をカバーします。
この技術を介して監視される映像と検知データは、セキュアな通信経路を通じて送信されるため、セキュリティが確保されています。また、IoT向けのNaaS「docomo business SIGN」を利用し、通信費用を抑えつつも効率的な監視が実現しています。
今後の展開
今後、NTTドコモビジネスとパナソニック コネクトは、この技術を太陽光発電に留まらず、工場や物流施設、公共施設などの様々な現場に応用し、安全性確保やリスク低減に寄与していく予定です。また、AIを活用した新たなセンシングソリューションで、太陽光発電所の安全を支える持続可能な社会の実現に貢献する考えです。
この取り組みは、2026年6月に開催される太陽光発電協会主催の社員総会にも出展される予定で、さらなる普及が期待されています。
まとめ
NTTドコモビジネスとパナソニック コネクトによる次世代侵入検知ソリューションの導入は、太陽光発電所における盗難防止の新しい基準となるでしょう。安全で安心な社会インフラの構築に向けて、両社が推進する技術革新は今後も注目されます。
また、両社は引き続き、AI時代に最適化されたICTプラットフォームを基に、セキュリティ機能の充実を図り、多様なニーズに応じたサービスを展開していくとのことです。
会社情報
- 会社名
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NTTドコモビジネス株式会社 パナソニック コネクトグループ
- 住所
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