ABEJAとNoetraの連携による国産マルチモーダル基盤モデルの開発
AIと人間の協調を実現し、より良い世界を構築することを目指す株式会社ABEJA(東京都港区)は、Noetra株式会社(東京都渋谷区)と共同で国産のマルチモーダル基盤モデルに関する研究開発を進めることを表明しました。
ABEJAの参画の意義
ABEJAは、Noetraのプロジェクトにデータサイエンティストを出向させる形で参加し、プロジェクトの内側からの推進を行います。この研究開発は、日本の産業競争力の強化に寄与することを目的にしており、持続的なAIエコシステムの形成に向けて重要なステップです。ABEJAの経営理念である「ゆたかな世界を、実装する」が根底にある取り組みであり、単なる企業の利益追求ではなく、社会全体に対する責任を果たす意義を持っています。
ABEJAプラットフォームとは?
ABEJAが展開するABEJA Platformは、AIの実運用を可能にするための基盤であり、顧客が直面する商業上のニーズに応える形で設計されています。このプラットフォームは、Agentic AIによる意思決定とPhysical AIによる実行を統合し、データ、意思決定、オペレーションを一体的に扱うことができる設計がなされています。特筆すべきは「Human in the Loop」の概念を取り入れたアーキテクチャであり、初期段階からのAIの実運用を可能にし、「ゼロPoC」を実現しています。これによって、特に重要な業務においてもAIを業務プロセスに効果的に組み込むことが可能になります。
Noetraのビジョンと取り組み
Noetraは、2026年1月に設立された企業で、日本の生成AI技術を競争力強化するため、AIロボットやフィジカルAIの開発環境を整えることを目的としています。この企業が進める国産マルチモーダル基盤モデルの研究開発は、NEDOのAI開発事業にも採択されており、今後の発展が期待されます。
ABEJAがNoetraのビジョンに賛同し共同でプロジェクトを進めることで、両社の技術力の向上が図られるだけでなく、日本全体のAI開発を加速化する重要な契機となることでしょう。
まとめ
AIと人間の協調によるマルチモーダル基盤モデルの研究開発は、日本の将来に大きな影響を与える可能性を秘めています。ABEJAとNoetraの取り組みが、産業構造の変革をもたらすことを期待しつつ、私たちはこのプロジェクトの成果を見守りたいと思います。技術革新が進む中で、ABEJAが導入するエンタープライズプラットフォームは、その基盤として機能し、持続可能な社会の実現へ向けた道筋を示すものです。