中小企業の未来を担う新しい社内承継サービス「RISONAL」を紹介

中小企業の未来を担う新しい社内承継サービス「RISONAL」

オーナーズ株式会社が打ち出した社内承継支援サービス「RISONAL（リソナル）社内承継」が、事業オーナーの長年の願いである社内人材への承継を実現するための新しいソリューションとして注目されています。このサービスは、中小企業が直面する後継者不在の問題に立ち向かい、持続可能な成長を目指す企業にとって、大きな支援を提供します。

社内承継支援のニーズと背景

中小企業においては、後継者が不在であることや、長年の歴史を持つ企業が廃業に追い込まれるケースが増えています。帝国データバンクの調査によると、特に同族承継の割合が減少し、M&Aや社内からの昇格といった親族外承継が増加していることが明らかにされています。このような状況で、社内承継は、信頼できる社員たちに未来を託したいと願うオーナーにとって重要な選択肢として浮上していますが、株式取得に必要な資金や経営者適格性への不安など、多くの課題が存在しています。

そのため、オーナーズは「RISONAL社内承継」を立ち上げ、事業オーナーの思いやニーズにしっかり寄り添ったサービスを提供することにしました。

「RISONAL 社内承継」の特徴

「RISONAL 社内承継」は、幅広い承継スキームを通じて理想の社内承継を実現するためのサービスです。具体的には、社内承継に特化した投資子会社である「社内承継支援機構」との連携により、次のような特長があります。

1. 多様なスキーム提案と伴走支援

経験豊富なプロフェッショナルチームが、相続税対策、役職員への株式譲渡や内部昇格を前提としたM&A支援など、幅広い選択肢を提案します。また、社内承継の設計から実行、承継後の経営体制の構築までしっかりと支援することで、オーナーが安心して託すことができる基盤を確保します。

2. 社内承継支援機構によるソリューション

社内承継支援機構が、永続保有を前提に事業オーナーから株式を譲り受け、安定株主としてガバナンス体制の強化を行います。これにより、後継者の孤立や暴走リスクを防ぎ、企業のさらなる成長をサポートします。

3. 現場を熟知する後継者が経営を継続

社内承継支援機構による支援後は、後継者である社内の役員・幹部社員が中心となった経営体制に移行します。企業の文化や理念を大切にしながら、スムーズな事業承継を実現します。

今後の展望

オーナーズは、事業オーナーの想いに寄り添うプロ集団として、これまではM&Aを中心に活動していました。今後は、社内承継という選択肢を広げることで、より多様化したニーズに対応し、「事業承継の総合支援パートナー」としての進化を目指します。中小企業が持続可能な経営体制を築くために、信頼できる後継者への事業承継を促進し、日本経済の発展に寄与することを目指していきます。

代表プロフィール

オーナーズ株式会社の代表取締役である作田隆吉氏は、公認会計士として幅広い経験を積み、企業の利益を守るサービスを提供してきました。彼のリーダーシップの下、オーナーズは中小企業の課題解決に努め、事業承継の重要性を社会に浸透させることを目指しています。

社内承継支援を通じて「大切な事業を、信頼できる後継者に託す」というオーナーの想いを実現し、日本経済を支える基盤を提供していくことでしょう。今後の展開が期待されます。