プロ米EXPO 2015が浅草にて開催!
日本国内での食文化が日々変化する中、業務用米の需要が年々高まってきています。そのムーブメントの中心となるイベントが、2015年11月24日、東京・浅草で開催される『プロ米EXPO 2015』です。「プロユース国産米展示商談会」という形で、業務用米の生産者と実需者が集まり、互いに知識を深め、商談の場を設けます。
開催の背景
このイベントは農林水産省の支援を受けて行われるもので、近年の米消費市場の変化に対する対応を目的としています。中食・外食事業者による米の消費は現在、全体の約3分の1を占めており、この需要に応じた国産業務用米の生産が追いつかないという現状があります。今後は、安定的な取引を促進し、経営の安定化を図ることが求められています。
イベントの趣旨
『プロ米EXPO 2015』では、セミナーと商談会を統合した形で、参加者の理解を深め、業務用米の利用を促進する狙いがあります。また、品種食べ比べのコーナーを設けることで、さまざまな用途に応じた特徴あるお米の訴求も行います。
開催概要
- - 日時:2015年11月24日(火) 10:30~16:00
- - 会場:東京都立産業貿易センター台東館
- - 参加費:無料
- - 対象者:中食・外食事業者、米卸、給食センター等
- - 定員:セミナー200名、商談会・食べ比べは定員なし(350名を想定)
- - 後援団体:各団体による協力を得て開催
提供するプログラム
本イベントでは、3つのプログラムが用意されています。
1. セミナー&パネルディスカッション
講演として、日本一使い手から欲しがられる米を追求する内田農場の取り組みや、食品企業と産地をつなぐ神明アグリの展望についての話が行われます。また、米消費の環境変化と業務用米取引における産地連携をテーマにしたパネルディスカッションも設けられています。
2. 展示商談会
多数の生産者やバイヤーが集まるこの商談会では、稲作生産者や中食・外食企業が参加し、自由な交流が可能です。ブースは生産する品種と規模が一目でわかるようにレイアウトが工夫されています。
3. 品種食べ比べコーナー
業務用米がB級品であるという古いイメージを打破するため、約10種類のお米を比較しながら、様々なメニューに対応する粘りや甘み、硬さを体験できます。生産者と企業は、ニーズに合ったお米選びを行い、長期的な契約を結ぶことにより、経営の安定性を高めることができます。
このイベントは、米の未来を語る上でなくてはならない交流の場となることでしょう。農業と食品の連携による新たな可能性が拓かれる瞬間を目撃してください。
主催及び事務局情報
本イベントは一般社団法人日本食農連携機構の主催で、株式会社コネクト・アグリフード・ラインズが事務局を務めます。気になる方は、ぜひお電話やメールでお問い合わせください。