小城美緒里の作品贈呈
2025-09-03 16:05:26

小城美緒里さんがHMSプリンス・オブ・ウェールズに贈った心温まる作品

小城美緒里さんが贈った作品が日英交流の象徴に



2025年9月1日、日本の首都・東京に寄港していた英国の空母「HMSプリンス・オブ・ウェールズ」。この日、特別な贈り物が艦長ウィル・ブラケット氏の元に届けられました。贈呈者は、山口県に住む小学5年生の小城美緒里さん(11歳)で、彼女が心を込めて制作した切り絵コラージュ作品が、英国海軍との強い友情を象徴することとなりました。

小城さんは、HMSプリンス・オブ・ウェールズの寄港を祝うために、伝統的な切り絵でコラージュ作品を作成。しかし、学業の都合で東京へ行くことができなかったため、彼女の作品はジュリア・ロングボトム駐日英国大使の代理によって贈呈されました。艦長ブラケット氏は、その美しさに深い感銘を受け、感謝の意を伝えました。

贈呈式でのやり取り


艦長ブラケット氏は、贈られた作品を手に取ると、「あなたがHMSプリンス・オブ・ウェールズのために制作してくれた素晴らしい作品に対し、心から感謝します。作品はとても見事で、この絵は私たちの記憶に残る財産となるでしょう」と伝えました。さらに、艦長は小城さんに向けて特別なプレゼントを用意していました。それは、HMSプリンス・オブ・ウェールズの帽子と記念コインメダルで、心温まるメッセージが添えられていました。

日英関係の深化


今回の贈呈は、ただの作品の贈り物に留まらず、日英の関係をより深めるきっかけにもなったと言えます。ブラケット艦長は、「乗組員の中には富士山に登った者もおり、この絵は私たちにとってかけがえのない思い出になるでしょう。この作品は、日本と英国の友情を象徴するものです」と述べ、作品を艦内に飾ることを約束しました。

ジュリア・ロングボトム駐日英国大使もこの出来事について、「美緒里さんが作った切り絵は、人と人とのつながりを象徴しています。今回の寄港は、ハードパワーだけでなくソフトパワーをも示すものであり、どうかご理解いただきたい」とコメントしました。小城さんの作品が、そういったメッセージを伝える架け橋になったことは決して小さなことではありません。

結び


小城美緒里さんの作品は、単に美しい芸術作品というだけでなく、日英の友情を深める重要な役割を果たしました。このように、若い世代による交流が、日本と英国の未来をさらに明るくすることが期待されます。美緒里さんが創り上げた切り絵は、普遍的な友情のメッセージを人々に伝えるものであり、今後も多くの人々が心を温めることに貢献できればと思います。


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