台湾国際ワインテイスティングフェスティバル2025に津南醸造が参加
新潟県津南町の酒蔵、
津南醸造株式会社が、2025年9月に開催された「台湾国際ワインテイスティングフェスティバル2025」にて、一際注目を集めました。代表取締役の鈴木健吾氏が講演を行い、純米大吟醸「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」を通じて、日本酒の伝統とその革新を台湾の人々に披露しました。
講演の詳細
講演は、2025年9月20日(土)16:00から行われ、会場は台北の松山文創園區のステージエリアでした。タイトルは「Brew for Future ― 食用米醸造の挑戦と価値」とし、鈴木代表はスマート醸造技術を用いた未来の酒造りについて語りました。この講演は、日本酒の新たな可能性を台湾の観客に伝える貴重な機会となりました。
福白清酒との連携
本イベントでは、台湾でプレミアム日本酒の選定サービスを行う
福白清酒のブースにも参加し、「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」や他の日本酒が展示されました。鈴木代表は自身もブースに立ち、来場者と直接交流し、津南醸造の酒造りの背景や地域資源を生かした独自のアプローチを説明しました。この体験は、参加者にとって日本酒について深く理解する貴重な機会となりました。
福白清酒は、高品質な日本酒と持続可能なパッケージングを強みとしており、台湾市場にある日本酒の需要拡大に寄与しています。この連携により、津南醸造の酒造りが台湾の消費者に広がる新しい契機となったことは素晴らしい成果です。
台湾市場と今後の展望
最近10年間で、台湾では日本酒の需要が着実に増加しています。特に高価格帯のプレミアム日本酒が人気を集めており、津南醸造もこのトレンドを活かし、台湾市場でのプレゼンスを強化しようとしています。イベント参加と講演を通じ、今後の輸出展開に向けた戦略を着実に進めていく所存です。
津南醸造のコメント
鈴木代表は、「台湾市場では日本酒が新たな食文化の一部として受け入れられつつあります。津南醸造の高品質な酒造りがその可能性を広げていくと確信しています」と述べており、伝統と革新を融合させたアプローチで、国際的な舞台でその魅力を発信し続ける意向を示しました。
参考情報
「台湾国際ワインテイスティングフェスティバル2025」は、929月19日から21日まで開催され、世界各国から1,000種類以上のワインや日本酒が集結する台湾最大級のテイスティングイベントです。津南醸造の製品、特に「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」は、新潟県魚沼産コシヒカリを100%使用し、精米歩合50%、アルコール度16度、720mlのサイズで提供されています。そのクオリティは、2025年ミラノ酒チャレンジでプラチナ賞を受賞するほどです。
津南醸造会社について
津南醸造株式会社は、新潟県中魚沼郡津南町に本社を構える酒蔵です。豪雪地帯のこの地域では、標高2,000m級の山々から湧き出る天然水を仕込み水として使用しています。そして、地元産の米を活用した革新的な酒造りを行っています。2025年には「越後流酒造技術選手権大会」で新潟県知事賞を受賞するなど、その技術力は高く評価されています。
公式ウェブサイト
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