珍しい動物の世界
2025-10-31 14:49:29

大阪芸術大学に珍しい動物の世界が広がる『芸大Zoo』が開館!

大阪芸術大学に新たな魅力『芸大Zoo』がオープン



2023年10月1日、大阪芸術大学に新たに誕生した『動物ジオラマ館 芸大Zoo』が開館しました。この施設は、アフリカや北アメリカの動物たちの剥製を展示し、特に滋賀サファリ博物館の元館長、近藤幸久さんが寄贈した貴重なコレクションをもとに構成されています。

『芸大Zoo』は、動物たちの生息環境を実際に再現した3つのエリアに分かれています。ひとつ目は「アフリカの草原」で、シマウマやキリン、シロサイなどがリアルに配置され、まるでその生息地にいるかのような感覚を与えます。ふたつ目は「アフリカの森林」、ボンゴやオリビの生態が再現されています。そして最後は「岩場のある草原:アフリカ」、ここではジャイアントエランドやオリックスなどの動物たちの生活が垣間見えます。これらのジオラマは、訪れる人々に没入感を与え、動物たちの自然な姿を体験できるように工夫されています。

この新しい施設のオープニング記念式典には、大阪芸術大学の塚本英邦副学長や近藤幸久さん、若生謙二教養課程主任教授が出席し、開館の意義について語りました。式典後には、来場者向けのテープカットセレモニーが行われ、施設のオープンが祝われました。

『芸大Zoo』の特徴と魅力



『芸大Zoo』では、動物の剥製が多種多様に展示されており、集中的に展示されるのはアルタイアリガリやシベリアアイベックス、ヘラジカ、トナカイなどのシカの仲間です。また、アメリカクロクマやホッキョクグマも展示されており、捕食動物の迫力を間近で体感できます。驚くべきは、ジオラマと剥製展示の一部には柵が設けられていないことで、観覧者は動物たちの毛並みや筋肉の質感を直接目にすることができる特別な環境が整っています。

この新しい施設は、大阪芸術大学の学問や実践活動において大きな役割を持つことが期待されており、様々な学科の学生にとって貴重な学びの場となるでしょう。美術やデザイン、映像などの作品作りにおいても貴重な教材としての機能を果たすことが見込まれています。

開館までの経緯



『芸大Zoo』の開館に至った背景には、近藤さんと若生教授との運命的な出会いがあります。近藤さんは以前、滋賀サファリ博物館を運営し、剥製コレクションを守り続けてきました。しかし、個人での博物館維持が難しくなり、若生教授との出会いが新たな道を開くきっかけとなりました。近藤さんの父が収集した剥製は1970年代から続けられており、その技術は非常に高いものです。

近藤さんは、「父が大事に守り続けてきた剥製が新たな場所で展示されるのは奇跡のようだ」と感慨深げに語ります。この貴重なコレクションが次の世代に受け継がれ、多くの人々に動物たちの暮らしを感じてもらえることを願っています。

今後の展望



『芸大Zoo』は、ただの動物展示館ではありません。学生や一般の人たちが動物やその生態について学び、感じることができる貴重な空間です。特に、教育の場として多くの授業で活用されることが期待されており、未来のアートやデザインに大きく貢献することでしょう。

これからも『芸大Zoo』に注目し、様々な活動が行われることに期待が高まります。また、大学内では、定期的なイベントや特別講演会も予定されており、来場者が動物たちと触れ合う貴重な体験を提供することに力を入れています。ぜひ、多くの方々に足を運んでいただき、動物たちの魅力ある姿を直接感じていただきたいです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
大阪芸術大学
住所
大阪府南河内郡河南町大字東山469
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。