ビギグループの組織再編について
株式会社ビギホールディングスが主導するビギグループは、変化し続ける事業環境に迅速に対応するため、2025年4月1日を効力発生日として、組織再編を実施することを発表しました。本再編は、リーダブルな新たな成長戦略を追求する一環として位置付けられています。
メンズ・ビギの合併
1. 合併の目的
近年、男性向けと女性向けの販売チャネルの壁が薄れつつある中、ビギグループは新たなブランド事業を創出し、シナジー効果を最大限に引き出すために、メンズ・ビギを完全に株式会社ビギと合併することを決定しました。この合併により、管理業務の効率をさらに追求し、両ブランドの強みを組み合わせた新しいビジネスモデルを実現することを狙いとしています。
2. 合併の概要
合併の具体的な内容は以下の通りです。
- - 合併予定日: 2025年4月1日
- - 合併方式: 株式会社ビギが存続会社となり、株式会社メンズ・ビギは解散します。
- - 新株発行や合併交付金: 株式会社ビギの完全子会社との合併のため、新しく株式を発行したり、合併交付金を支払うことはありません。
また、消滅会社に関連する新株予約権等々の扱いも特にないとのことです。
合併会社の詳細
- 所在地: 東京都
- 設立: 1970年7月23日
- 代表者: 中野 仁
- 売上高: 12,162百万円(2024年2月期)
- 所在地: 東京都
- 設立: 1975年9月25日
- 代表者: 清水英幸
- 売上高: 4,362百万円(2024年2月期)
3. 合併後の状況
合併が完了すると、存続会社であるビギが消滅会社の事業を継承し、会社の基本的な仕様に変更はありません。これにより、よりスムーズな運営が期待されています。
リーミルズエージェンシーの完全子会社化
さらにビギグループは、株式会社リーミルズエージェンシーを完全子会社化する意向を示しています。
1. 完全子会社化の目的
株式会社リーミルズエージェンシーは、現在メル・ローズの子会社ですが、完全子会社化することで新しい海外ブランドを導入するフレキシブルさを高め、事業展開を加速させることを意図しています。
2. 完全子会社化の日程
この完全子会社化も同様に2025年4月1日を予定しています。
リーミルズエージェンシーの詳細
- - 社名: 株式会社リーミルズエージェンシー
- - 所在地: 東京都
- - 設立: 1998年7月19日
- - 代表者: 楫野敏正
- - 売上高: 2,042百万円(2024年2月期)
新たな体制の展望
このように、ビギグループの再編は、変化する市場に対応するための重要なステップとなります。今後、新しいブランドビジョンに基づいた多様な商品展開が期待されます。ビギグループは、組織再編を通じて、今後の更なる成長を目指して邁進していくことでしょう。