資産運用サービス「ベイビュー投信」が本格始動
2025年4月22日、ベイビュー・アセット・マネジメント株式会社が新たに提供を開始する「ベイビュー投信」。このサービスは、特に個人投資家向けに設計されており、最新の資産運用戦略をオンラインで実現します。初回のファンドである「グローバル・サプライチェーン・ファンド 愛称:賢者の設計」は、既存の機関投資家向けの運用戦略を個人投資家に直接届けるという新たな試みです。
「ベイビュー投信」とは?
「ベイビュー投信」は、契約資産残高1兆円を超える国内最大級の独立系運用会社であるベイビュー・アセット・マネジメントが手掛けるオンライン資産運用サービスです。長年にわたって機関投資家から高い信頼を得てきた運用戦略を、初めて個人投資家向けに展開することで、参加のハードルを下げ、リターンを得る機会を提供します。
「賢者の設計」の魅力
「賢者の設計」は、オルタナティブ投資やプライベートアセットの分野での公募投信です。このファンドは、特に国際貿易に注目し、アジア圏の中小企業と世界的優良企業間の貿易取引に伴う売掛債権に投資します。これにより、市場の影響を受けにくく、安定したリターンの獲得を目指しています。
- - 安全性とリターンの実績: 「賢者の設計」は、過去6年間の運用でマイナスとなった年は一度もなく、年率約4.2%のリターンを実現しています。さらに、ドルベースのリターンは年率6.5%以上、円安の影響を受けた場合は12.9%に達することもあります。
- - 厳選した企業ネットワーク: ファンドは、世界中から選ばれた企業との取引を通じて売掛債権の回収を行います。最終的に日本の大企業を含む30社から80社を選抜し、十分な信用を持つ企業とのみ取引を行います。
- - 流動性を提供する役割: サプライチェーン・ファイナンスにより、中小企業への短期資金供給を行い、国際貿易の流動性を確保します。これにより、経済全体への安定貢献も期待されます。
サプライチェーン・ファイナンスの仕組み
サプライチェーン・ファイナンスは、企業間の信頼を基盤にしており、次のプロセスで成り立っています。
1.
輸入企業が商品を調達: アジア圏の中小企業が、世界的優良企業に商品を納入します。
2.
ファクタリング: 売掛債権を投資対象ファンドが譲り受けます。
3.
短期資金の供給: ファンドは売掛債権に基づき、資金を中小企業に供給します。
4.
代金回収: 輸入企業は、約1~6ヶ月後にファンドへ代金を支払います。
ベイビュー・アセット・マネジメントの信頼性
1998年の創業以来、同社は独立系運用会社として運営されており、外部からの影響を受けずに投資家に向いた運用サービスを提供しています。多様な資産運用の商品を「高品質」に特化しているため、他にはない信頼性と専門性を獲得しています。さらに、国際規格に基づいた情報セキュリティ管理体制も設けることで、透明性と信頼性も確保されています。
新しい時代の資産運用として登場する「ベイビュー投信」とその第一弾ファンド「賢者の設計」は、個人投資家にとって新たな選択肢を提供し、効率的で魅力的な投資機会をもたらします。これまで機関投資家専用だった戦略を一般に開放するこの動きは、資産運用の在り方を変える一歩となるでしょう。