モノタロウが新たに導入するお届け日表示機能
オンラインストア「モノタロウ」を運営する株式会社MonotaRO(本社:大阪)は、2025年9月3日(水)から、大企業向け購買管理システムを利用する顧客向けに「お届け日表示」機能を導入すると発表しました。この機能は、カタログ連携(パンチアウト)を利用して商品を注文する際に、明確なお届け日を表示するもので、顧客の利便性を向上させることを目的としています。
新機能の背景と目的
株式会社MonotaROは、間接資材の効率的な調達と迅速かつ確実な商品の配送を通じて、顧客の業務をサポートすることを目指しています。既に2025年4月から、当日出荷対象商品の締め切り時間を全国42都府県に拡大し、さらにPCサイトでの注文確認画面にもお届け日表示を追加しました。
2025年8月からはスマートフォンからの注文でも同様の機能が開始され、顧客は簡単に配送日を確認できるようになっています。この度の新機能により、大企業向けのシステムを利用している顧客は商品の到着予定日を把握しやすくなり、業務の計画が立てやすくなるでしょう。
お届け日表示機能の利用方法
この機能は、以下の条件を満たす場合に利用可能です。お届け日は、平日(月〜金曜)の0時から17時の間に表示され、注文ごとにバスケット画面で確認できます。ただし、一部の購買管理システムや企業によっては表示されないことがあります。
- - 対象配送会社: ヤマト運輸
- - 対象配送方法: 宅急便およびEAZY(イージー)
- - 対象外配送方法: ネコポス
- - 対象商品: 当日出荷商品約60万点(直送品や大型商品などは対象外)
バスケット画面では、すべての注文に対してお届け日が表示され、ユーザーは簡単に配送状況を確認できるようになります。
お届け日表示に関する注意事項
表示されたお届け日は予定であり、交通状況やその他の要因により遅延が生じる可能性があることに留意が必要です。また、当日出荷自体に制約がある場合や、大型商品が含まれる場合はお届け日が表示されないこともあります。さらに、今後もこの機能の対象が拡大される予定です。
MonotaROの企業理念と今後の展望
株式会社MonotaROは「資材調達ネットワークを変革する」という理念を掲げ、多様な産業に対して調達の効率化を行っています。現時点では、工業用資材を中心に約2,637万点の品揃えを展開し、「切削工具や研磨材から、事務用品に至るまで」の間接資材を扱っています。2025年6月末時点で登録ユーザー数は約1,069万で、製造業から医療、教育までさまざまな業種のお客様に利用されています。
今後も新サービスの開発や機能拡充に努め、顧客の仕事を効率的に支援し、より多くの顧客が自身のビジネスを推進できるよう貢献していく考えです。こうした取り組みが、顧客の生産性向上や新たな技術開発に繋がることを目指しています。