介護研究会の成果
2023-12-25 12:30:01

介護現場の未来を切り拓く!第27回高齢者介護研究会の成果と展望

介護現場の未来を切り拓く!第27回高齢者介護研究会の成果と展望



社会福祉法人元気村グループが主催する第27回高齢者介護研究会が、全国100以上の介護施設とともにオンラインで行われました。この会の目玉は、各施設による研究発表と優秀施設の表彰です。この取り組みは、介護業界におけるサービスの質の向上を目指しています。

介護研究会の重要なポイント


高齢者介護研究会では、参加施設からの研究事例発表が行われ、集積されたノウハウを活用して全体のレベル向上を図ります。主なコンテンツは次の4つです:
1. 研究発表・優秀施設表彰
2. アクティビティコンテスト表彰
3. 外国籍職員/学生スピーチコンテスト表彰
4. 基調講演
これらのコンテンツを通じて、職員が実際に介護現場での課題解決に向けて取り組む姿勢を育てています。

研究発表での取り組み


各施設は、自らの課題を選定し、数か月にわたってデータを収集し、分析を行いました。それを基に成果を資料としてまとめ、発表を行います。評価には多岐にわたる要素があり、発表を通じて実践的な知識を強化しています。

最優秀施設に選ばれたのは、埼玉県久喜市の栗橋翔裕園です。彼らは業務改善に向けて5つの取り組みを実施した結果、年間で100時間以上の残業時間を削減することに成功しました。特に、業務の見える化を進め、各シフトの日々の業務を15分単位で整理した結果、効率的な時間配分が可能となり、職員の心身の健康向上にも繋がりました。

2位のあやせコミュニティパークは、「幸福度と介護について」と題し、デイサービスにおけるアクティビティがどのように利用者の幸福を高めるかを研究。また、リハビリへの意欲が高まり、職員も自らの仕事の意義を感じられるような結果を得ることができました。

アクティビティコンテスト


次に行われたアクティビティコンテストでは、利用者と職員が共に楽しめるオリジナルアクティビティの創造が求められました。最優秀賞は、宮城県仙台市の岩切デイサービスセンターが発表した『とすけッカー』が受賞。新感覚のこのスポーツは、楽しむことがリハビリ効果に繋がると評価されました。

さらに、外国籍職員や学生たちのスピーチコンテストも行われ、参加者は自らの将来や夢について熱い思いを語りました。最優秀賞には、インドネシア出身の職員が選ばれ、10年後に自国に介護施設を建てる夢を語るなど、多様な価値観と経験がシェアされました。

未来を見据えた基調講演


外部から招いた専門家による基調講演では、今後の超高齢化社会における課題や展望が語られ、参加者たちはその情報をもとにこれからの介護現場の改善に向けた考えを深めました。

まとめ


この高齢者介護研究会は、介護の質の向上を目指し、実践的なノウハウを共有するための重要なプラットフォームとなっています。各施設の取り組みを通じて、今後もより良い介護サービスの提供に貢献していくことが期待されます。

私たちは、共に生きることを理念に掲げ、これからも「しあわせの駅」を目指して進んでいきたいと考えています。

会社情報

会社名
社会福祉法人元気村グループ
住所
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-11-9ニッセイ大宮桜木町ビル8階
電話番号
048-631-0070

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