#ジェトロ #MEDICA #COMPAMED

最近、医療機器や部品の国際的な見本市「virtual.MEDICA/COMPAMED」が、全面的にオンラインで開催されています。このイベントは、過去50回以上にわたりドイツ・デュッセルドルフで行われてきた「MEDICA」と「COMPAMED」を基にしており、今回は新型コロナウイルスの影響で、各国の出品がオンラインに移行しました。特に、2019年の開催時には、約70国・地域から6,300社が出展し、約12万1,000人の来場者を迎えた国際的なイベントとして知られています。

ジェトロは、今回のオンライン見本市に参加する54社に対して、出品料の約8割を補助するプログラムを実施します。この支援は、出展企業がオンライン上で海外へ自社の魅力を効果的に伝えるためのものです。また、オンライン商談に特化した解説セミナーや自社ページ作成に関するアドバイスも行い、企業の国際的なビジネス機会の創出につなげています。このような取り組みを通じて、日本のヘルスケア産業の競争力を高める良い機会が提供されています。

コロナ禍という特異な状況は、医療用資機材の需要を一層高めています。そのため、ジェトロは医療機器や診断製品、治療器具など、日本の強みを持つ医療関連の製品を国際的にPRすることを目指しています。このオンラインイベントは、医療機器メーカーにとって新たな市場開拓の場となるでしょう。

さらに、2025年に開催される大阪・関西万博に向けた準備の中で、ジェトロはSDGsの目標3、すなわち「すべての人に健康と福祉を」というテーマに貢献することも視野に入れています。彼らの取り組みは、ただのビジネスマッチングだけでなく、持続可能な社会の形成を目指した取り組みでもあります。

「virtual.MEDICA/COMPAMED」は次のような詳細で開催されます：
1. 会期は2020年11月16日（月）から19日（木）です。
2. 完全オンライン方式で提供されます。
3. 主催はメッセ・デュッセルドルフ（Messe Dusseldorf GmbH）です。
4. 出品分野には医療機器、関連装置、診断機器、医療IT製品などが含まれています。
5. 詳細情報は、公式HP（virtual.MEDICA: https://virtual.medica-tradefair.com/、 virtual.COMPAMED: https://virtual.compamed-tradefair.com/）に掲載されています。

これからの医療環境を支える新たな技術や製品が集まり、オンラインでの商談が円滑に進む中、ジェトロの支援プログラムがどのように参加企業をサポートしていくのか、注目が集まります。新たな時代の医療機器見本市の可能性に、多くの期待が寄せられています。

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Wiki3: ジェトロ MEDICA COMPAMED