兵庫県高砂市に新設される「おくやみコーナー」の運営開始
株式会社鎌倉新書(東京証券取引所プライム上場、証券代码6184)は、超高齢社会が進展する中での「終活」に関連するさまざまなサービスを提供しています。このたび、兵庫県高砂市との連携により、「おくやみコーナー」の設置および運営を受託することが発表されました。新しい窓口は2025年1月20日より高砂市の市民窓口課で開設され、予約受付は1月14日から始まります。
おくやみコーナーの目的
「おくやみコーナー」は、地域住民が亡くなった際やその後の相続に関する手続きをスムーズに行えるよう支援するための専用窓口です。日本各地で増加しているこのサービスは、葬儀や死後の手続きに関する多くの相談に対応し、亡くなった方のご遺族の負担を軽減することを目的としています。手続きは多くの場合、複数の行政機関が関与するため、混乱や不安を生じることがあります。そのため、自治体の対応が重要になります。
高砂市では、こうした背景を踏まえておくやみコーナーの設置を検討し、2025年の開設に向けて準備を進めていました。今後、株式会社鎌倉新書は、同コーナーの運営において市職員への研修や手続き整理を行い、円滑な対応ができるよう支援を行います。
具体的な取り組み内容
1.
おくやみコーナー体制構築
市職員へのヒアリングを通じた手続き整理や、窓口職員への研修を実施し、適切な体制を構築します。
2.
環境整備等業務
WEB予約システムの構築や関連情報の提供に向けたデジタルサイネージ看板の設置など、必要な環境整備を行います。
さらに、予約は最大で1日4枠まで受け入れ、一人ひとりの遺族のニーズに応じた手続きのサポートを提供する計画です。これにより、負担の軽減とスムーズな手続きが実現されます。
今後の展望
株式会社鎌倉新書は、同コーナーの運営を通じて地方自治体との連携を深め、(1) SDGs目標11「住み続けられるまちづくり」達成への貢献、(2) 自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進支援、(3) 死亡・相続に関するワンストップサービスと地域住民の終活支援に関する協定の推進に取り組んでいきます。
高砂市の「おくやみコーナー」は、地域のご遺族や住民のために新たな支援の場として機能し、終活を視野に入れた行政サービスを充実させることで、より良い社会づくりに寄与していくことでしょう。
【お問い合わせ先】
株式会社鎌倉新書官民協働事業部
電話番号:03-6866-0885
担当:川口/今井
問合せフォーム:
公式サイト
【企業概要】
株式会社鎌倉新書は、高齢社会への対応をテーマにしたさまざまなサービスを展開しており、地域の生活向上に寄与するための努力を続けています。