LTE Cat M1対応BLEゲートウェイ「iGS03M」とは
株式会社N-styleが提供するBLEゲートウェイ「iGS03M」が、株式会社ソラコムの「SORACOM認定デバイス」として登録されました。この新しいデバイスは、IoT(Internet of Things)分野において注目されており、多様な用途に対応しています。
「iGS03M」の特長
「iGS03M」は、小型でありながら非常に多機能なゲートウェイで、主な特長がいくつかあります。特にBLE(Bluetooth Low Energy)センサーからのデータを効率的に収集し、LTE Cat M1通信を介してクラウドやサーバーに情報を送信できる点が魅力です。設置はとても簡単で、給電可能な場所に置くだけで運用が開始できます。さらに、Webブラウザ上の設定画面を通じて簡単に管理できるため、専門的な知識が不要です。
幅広い用途に対応
このゲートウェイは、温湿度の監視、設備の稼働状況、在庫や人流のトラッキングなど、様々なIoT用途に対応できます。すでにIoTを活用している企業はもちろんのこと、これから導入を検討している事業者にとっても有用です。利用シーンが多岐にわたるため、デバイスの必要性が高まっています。
技術仕様と利便性
「iGS03M」には、次のような技術仕様があります:
- - 広範囲通信:BLE4.2およびBLE5.0(Long Range)に対応し、オープンスペースで約100mの通信が可能。
- - データキャッシュ機能:最大200台のデバイス情報を内部でキャッシュし、自動で指定の送信先に送信します。
- - 多様な送信プロトコル:TCP、HTTP(S)、MQTT(S)といった複数のプロトコルをサポートし、クラウドとの柔軟な連携が実現します。
- - 専用Web設定画面:送信間隔やデータの重複排除、ホワイトリスト設定など詳細な制御が可能。
- - 高い信頼性と優れたコストパフォーマンス:価格競争力があり、5年以上の稼働実績を持つモデルです。
- - コンパクト設計:54×54×19mmという小型筐体で、5V 2A給電で動作します。
- - 拡張性:外部アンテナを接続すればGPS情報の取得も可能です(オプション機能)。
- - 設置工事不要:付属のホルダーを両面テープで固定すれば、すぐに設置が完了します。
会社概要とさらなる情報
「iGS03M」は、INGICS TECHNOLOGY社製の製品で、詳細情報はN-styleのウェブサイトやSORACOMの認定デバイスページから確認できます。株式会社N-styleは、茨城県の小美玉市に本社を構え、IoT関連のコンサルティングやシステムインテグレーション事業を行っています。
参考リンク
このように、「iGS03M」はIoTの可能性を広げる革命的なゲートウェイです。今後もそのユースケースが広がることが期待されます。