塩野義製薬のDX戦略
2025-04-18 11:32:27

塩野義製薬が調達業務効率化を目指してテックタッチを導入

塩野義製薬、デジタル変革への新たな一手



塩野義製薬株式会社が、調達業務の効率化に向けてテックタッチ株式会社のデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)である「テックタッチ」に注目しています。続々と進むデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略において、テックタッチの導入はまさにその一環として位置付けられています。

DX銘柄としての実績


塩野義製薬は、経済産業省と東京証券取引所が選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄」で2年連続で「DX注目企業」に選ばれています。このことからも、同社が全社を挙げてデジタル変革を推進していることが伺えます。特に注目すべきは、その中でもバリューチェーン全体のスピードと生産性の向上に焦点を当てている点です。

同社の調達業務においても、新しいテクノロジーの導入が求められており、Coupaという調達プラットフォームが採用されました。このシステムは調達プロセス全体をデジタル化し、一元管理するため、業務の可視化、自動化、標準化を実現することが可能です。

課題とテックタッチの役割


しかし、Coupaの導入に伴い、ユーザーからのトレーニングコストや問い合わせの増加、システム操作に対する負担といった課題も浮き彫りになりました。このような状況を改善するために、テックタッチの導入が決まったのです。

テックタッチは、ノーコードでのUI改善を実現できるため、システム改修を必要とせず、スムーズな導入が可能です。また、簡単にガイドを作成できることや、手厚いサポート体制も評価されています。現在、天空的に調達業務とテックタッチが連携し、安定したシステム運用に寄与しています。

経営戦略本部からの評価


実際に塩野義製薬の経営戦略本部 経理財務部の高木様は、テックタッチの導入がシステム稼働開始時の業務負荷を大幅に低減し、またシステム単体では克服できない課題へのソリューションを提供していることを評価しています。今後はテックタッチを通じて、調達コスト削減と業務の効率化を図りたいとの意向も示されています。

塩野義製薬の企業理念


塩野義製薬は1878年に創業され、革新的な製品やサービスの提供に勤めています。医療ニーズに応えることを重視し、企業価値の最大化を目指しています。社会的な課題に積極的に対処する姿勢は、多くのステークホルダーの期待に応えるものであり、今後もその理念を継承していくことでしょう。

テックタッチの展望


テックタッチ株式会社は、国内シェアNo.1のデジタルアダプションプラットフォームを展開しており、600万人以上のユーザーに利用されています。このプラットフォームは、システム利用のスムーズさを促進し、企業のIT活用を支援することを目指しています。特に、ノーコードでの操作ガイド作成が可能なため、システム管理者の負担を軽減し、ユーザーエクスペリエンスの向上に寄与しています。

受賞歴と未来への展望


テックタッチは、グッドデザイン賞や経済産業省のJ-Startup認定を受けており、今後もAI機能を強化したDAPの開発に注力します。色々な業界でのIT活用を支援し続けるテックタッチの今後の動向から目が離せません。

続くデジタルトランスフォーメーションの潮流の中、塩野義製薬とテックタッチの協業は、業界の先駆けとなるであろうことが期待されます。


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会社情報

会社名
テックタッチ株式会社
住所
東京都中央区銀座8丁目17-1 PMO銀座Ⅱ 5F
電話番号

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