クラウドファンディング成功、Adovoの新たな一歩
特定非営利活動法人Adovoが行ったクラウドファンディングプロジェクトが成功を収め、目標金額を見事に106%達成しました。この支援金は、若い外国人技能実習生のサポートをさらに拡充するための重要な資金源となります。2024年7月8日、Adovoは全国から37名の支援者から総額37万4000円の寄付を受け取り、設定した目標金額35万円を超える成果を上げました。
Adovoは、全国に120名の高校生および大学生が参加する団体であり、主に日本で働く外国人技能実習生に対して日本語教育の提供や地域交流イベントなどを行っています。設立から3年目を迎える同団体は、関東、山梨、愛知、兵庫、岡山の5地域に加え、ベトナム、インドネシア、カンボジア、ミャンマーの4ヵ国においてもサポート事業を展開してきました。
同世代のサポートがもたらす力
Adovoの最大の特長は、すべての活動が同世代の高校生・大学生によって行われている点です。この「同世代である」という特徴は、日本語教室や地域交流イベント、さらには来日前後の講習会においても大きな力となり、外国人技能実習生にとってリラックスできる環境を提供しています。確かに、同じ世代の人たちからのサポートを受けることで、外国人は安心感を持ちやすく、彼らの日本での生活が一層楽しいものになるはずです。
さらなる活動拡大へ
今回のクラウドファンディングの成功を受け、Adovoはこの資金を活かして、より多くの地域での活動を目指しています。支援金は、日本で働く若い外国人のための快適な環境づくりに充てられます。彼らが安心して日本に来て、さらに日本のことを好きになってもらえるよう、サポートを続けていく意向を示しています。
このプロジェクトは、ケイズハウスが提供する「ケイズハウス NPO助成プログラム」の認定プロジェクトであり、このプログラムは日本国内で外国人の生活を支える団体の活動を支援しています。ケイズハウスは、外国人と共にハッピーに生きる社会の実現に向けた取り組みを進めています。
今後もAdovoは、外国人技能実習生を支援するための新たな施策を展開し、彼らが日本での生活を楽しむことができるよう尽力していく予定です。また、詳細な情報はAdovoの公式HPや広報誌で確認することができます。
■ ケイズハウス公式サイト
ケイズハウス
おわりに
学生たちが中心となって運営するNPO法人Adovoの活動は、これからの日本社会において非常に重要な役割を果たすことでしょう。若者の力でつなぐ国際交流の輪は、今後も広がり続けるに違いありません。