ジャンクスマホとデータ
2022-06-27 15:00:07
ジャンクスマホ出品禁止!データ漏洩リスクを考えよう
ジャンクスマホ出品禁止!データ漏洩リスクを考えよう
最近、データセキュリティに関心が高まる中、中古スマホやPCから漏れ出す個人情報に注意が必要です。特にジャンク品として出品されるデバイスには、潜在的なリスクが隠れています。これを受けて、データセキュリティ企業の2社が「STOP!ジャンクスマホ出品キャンペーン」を開始しました。
キャンペーンの背景
このキャンペーンは、スマートフォンやPCの中古端末に残る個人情報のおそれを国民に広く伝えることを目的としています。特に、中古品に残留している情報は悪用される危険性が高く、一刻も早く対策が求められています。データ消去と復旧のノウハウを持つ企業が連携し、消費者に安心できる売買環境を提供することを目指しています。
データ残留の実態
先に実施した調査では、特にiPhone5やウエスタンデジタル社のHDDなどから、ログイン情報や個人の画像データ、連絡先などが残存していることが確認されました。これにより、多くのユーザーが手放したはずの情報が、どこかで誰かの手に渡る危険があることが明らかになりました。
中古端末の取り扱い
壊れた端末をジャンク品として無造作に出品するユーザーも多いですが、彼らは思わぬ形で自らの個人情報を危険にさらす結果となります。そのため、データを絶対に消去する項目が欠かせません。ジャンク品には、故障前に使用していたアプリのデータが保管されていることが多く、知らない間にデータが流出する要因となります。
データ消去の注意点
初期化をしてもデータが完全に消去されない現実も問題です。特に4~5年前のデバイスは、内部データの書き換えが容易であり、特別なツールを使えば情報が復元できる可能性があります。アダルトサイトの履歴や個人情報は、簡単に拾い上げられてしまうかもしれません。こうした現実を考えると、データ消去は最優先事項として捉える必要があります。
安全な売買のために
消費者には、データ消去業者に依頼する、あるいはメーカーに売却するのが最も安全です。また、リサイクルショップに売る際は、その店舗がどのようなデータ消去の手順を踏んでいるのかを事前に確認しておくことが大切です。自分の情報を守るためにも、今後は業者の選択が重要です。
現在は、各企業が提供するデータ消去ソフト「MASAMUNE Erasure」の無料版もありますので、ぜひチェックしてみてください。
地域社会への啓発
中には、データ漏洩の危険性を十分に理解していない人も多いのが現状です。SNSを通じて広がるハッシュタグ「#STOPジャンクスマホ出品」を使って、周囲の人々にこの問題を意識させることが重要です。
まとめ
個人情報を安全に保つためには、中古業界の健全化が不可欠です。スマホやPCの売却を考えている方々に向けて、データ流出の危険性を再認識し、その対策を講じることを強く呼びかけます。私たちは、より安全な社会の実現を目指して、今後も情報を発信し続けます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ブレイバー
- 住所
- 葛飾区高砂8-28-10マハセラヴィ高砂 2F
- 電話番号
-
050-1742-2018