時代の変化に適応した「ドリルメイトPro」
近年のリモートワークの普及や新型コロナウィルスの影響により、企業の研修方法は大きく変わろうとしています。特に中小企業や個人事業主にとって、従来のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)からeラーニングへの移行は、一つの課題でもあります。そんな中、インディーロムは新たなレンタル型eラーニングシステム「ドリルメイトPro」を発表しました。この新しいシステムは、既存の「ドリルメイト」と「ドリルメーカー」の利点を融合し、小規模な企業でも手軽に利用できるように設計されています。
「ドリルメイトPro」の主な特徴
「ドリルメイトPro」は、特に以下の3つの特徴を持っています。
1.
無料で利用できる教材:姉妹サービスである「ドリルメイト」で作成した教材を手間なくそのまま使用することができます。
2.
スポット利用が可能:必要な時だけレンタルできるため、コストの無駄を省くことができます。
3.
高機能かつ簡単操作:複雑な操作を必要とせず、直感的に使える設計がなされています。
このシステムは、特に従業員数が少ない中小企業に対して、有効な教育研修の手段を提供してくれます。
eラーニングが進化する背景
デジタル化が進む現代において、大企業や官公庁の多くは既にeラーニングを導入している一方で、中小企業や個人事業主はその波に乗り切れていないのが現状です。企業数で99.7%、従業員数で68.8%を占める彼らは、導入コストや人数規模の問題から、eラーニングの利用を敬遠しがちです。しかし、リモートワークの増加により、近年ではOJTが困難になり、eラーニングの必要性が際立ってきました。
インディーロムは、こうした背景を踏まえ、「ドリルメイトPro」を開発。これにより、より多くの中小企業がeラーニングを活用できるようになります。
利用シーンとイメージ
「ドリルメイトPro」を導入することで、様々な利用シーンが考えられます。中小企業の経営者や担当者は、自社の業務にどのように組み込むかが課題ですが、インディーロムは特設サイトを開設し、マンガ形式で利用提案を行っています。以下はその一部の例です。
- - セミナー講師の導入:企業向けの集合研修において、遠隔セミナーの開催が可能です。
- - 観光協会への提案:地方観光協会が観光資源をPRするためのプログラムを策定できます。
- - 出版社のプロモーション:古い教材を活用した新たなクイズ形式のプロモーション案を提示できます。
特設サイトには、現在15の事例が掲載されており、今後さらに増加する予定です。
価格とサービスの詳細
「ドリルメイトPro」は、利用人数に応じて柔軟に価格が設定されています。例えば、26名から50名規模の利用では、以下のような費用がかかります。
- - 初期設定料:80,000円(税別)
- - 管理者IDの年間利用料:180,000円(税別)
- - 学習者ID登録料(月額、一人あたり):810円
これらの料金は、利用継続の長さや人数の増加に伴い、単価が下がる仕組みです。
会社概要
有限会社インディーロムは、1994年に設立され、デジタル教材や教育システムの企画・開発を行っています。創業以来、CD-ROM教材からeラーニング教材まで幅広く展開し、日本の教育業界に貢献してきました。今後、「ドリルメイトPro」が中小企業の成長の一助となることを期待しています。詳しい情報は、
インディーロムの公式サイトをご覧ください。