VisaとSamsung Walletが手を組み、春に日本で新たな決済の波が到来

新たな決済時代の幕開け

ビザ・ワールドワイド・ジャパンが、Samsung Walletとの連携を発表しました。この提携により、Samsung Galaxyユーザーは、スマートフォンを活用して、Visaカードによるタッチ決済を日本で体験できるようになります。日々の買い物が一層便利になるこの取り組みは、春の到来とともに実現します。

Samsung Walletとは

Samsung Walletは、Galaxyシリーズのスマートフォンを持つユーザー向けの非接触型モバイル決済プラットフォームです。従来のカード払いがスマートフォンに置き換わることで、より手軽に、かつ安全に決済が可能になります。ユーザーがVisaカードをSamsung Walletに追加すれば、タッチ決済対応の加盟店での支払いがスムーズに行えるようになります。

セキュリティの強化

Visaは、Samsung Walletに組み込まれる「Visaトークンサービス」を通じて、セキュリティ面でも一歩先を行っています。この技術は、カード番号などの情報をトークンと呼ばれるデジタル識別子に置き換え、実際のカード情報を使わずに決済する仕組みです。これにより、不正アクセスや情報漏洩のリスクを軽減し、より安心してモバイル決済を利用できる環境が整います。

利用シーンの拡大

Visaのタッチ決済は、すでに日本を含む世界約200ヵ国で利用されています。日常生活においては、コンビニ、ファストフード、スーパー、飲食店、ドラッグストアなど、多様なシーンで利用可能です。支払い方法はシンプルで、ICカードをスキャンするだけで済み、従来のようにサインや暗証番号を入力する必要がありません。ただし、一定額以上の支払いには本人確認が求められます。