フェイクニュースと生成AIの進展について
2024年、東京都内で開催された「BEYOND 2020 NEXT FORUM」では、フェイクニュースと生成AIに関連する問題が取り上げられ、株式会社Robot Consultingの代表取締役会長である横山英俊氏がパネリストとして参加しました。このフォーラムは、これまでのメタバースやAIに関する議論を受けた続編として、最新の技術の影響とその社会的成果について意見が交わされました。
横山氏は、AI技術の発展とその影響を考察する中で、最近増えている著名人のなりすましによる詐欺行為について言及しました。特に、SNSプラットフォーム上でのなりすまし広告が個人や団体の利益を生む構造について問題提起し、これが根本的な課題であると指摘しました。
「音声AIが普及している中で、次は会話型コンピューティングが主流になるでしょう。著名人が簡単に会話形式で投資商品を宣伝できるようになりながら、一般の人々がその真偽を見極めることは難しくなります」と彼は警告しました。
さらに、横山氏は、同社が開発を進めている「ロボット弁護士」というコンセプトについても語り、24時間体制での法的支援を可能にするAIエージェントの重要性を強調しました。このエージェントにより、法的問題の迅速かつ効率的な解決が見込まれ、社会全体にポジティブな影響を与えることが期待されています。
また、フェイクニュースへの対策についても語り、テクノロジーと倫理のバランスを保持することがこれからの課題であると述べました。「技術が進化していく中で、人間の道徳や倫理を越えた判断が求められる場面も多くなるでしょう。この点について、我々は責任を持たなければなりません」とも述べました。
横山氏は最後に、「次にくるのが人間の代理としてのAIエージェントです。私たちはそれを実現するためにロボット弁護士を開発しており、法的問題解決に向けた新しいアプローチを提供します」と締めくくりました。このように、フォーラムは技術が直面する課題や未来の可能性について深い議論がなされた場となりました。
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Robot Consulting について
株式会社Robot Consultingは、2020年に設立され、メタバース上での士業プラットフォーム開発、AI技術を用いたソフトウェア開発、ロボット関連事業を展開しています。
所在地は東京都港区新橋で、会社概要やサービスについては公式ウェブサイトから確認できます。
公式サイト