高級イベリコ豚生ハム
2020-12-25 11:12:10

帰省できない年末に選ばれる高級イベリコ豚生ハムの人気急上昇

年末年始に帰省できないという人々が増える中、実家に高級ギフトを贈るニーズが高まっています。その中でも注目を集めるのが、イベリコ豚を使った高級生ハムです。昨年度、あるネット通販サイトでは、この生ハムの販売が前年の320%という驚異的な伸びを見せました。

この生ハムは、20gずつ個包装された食べきりサイズで、食べ比べも可能です。ユーザーはのどの渇きを癒しながら、イベリコ豚の豊かな風味を楽しむことができます。これまで販売を開始したのは昨年からですが、今年は特に人気が爆発的に高まっています。

特に注目すべきは、4年熟成の生ハムであり、イベリコ豚の中でも最高級ランクである「レアル・ベジョータ」を使用しています。このランクの豚は、全体のわずか2%しか存在せず、その育成条件が極めて厳格です。具体的には、200年以上の樹齢を持つドングリを与えられ、1ヘクタール(約1km)あたり最大2頭までしか飼われません。これが、豊かな香りとクリーミーなテクスチャーを生む要因です。

また、熟成に関しても通常は2年で完成する生ハムが、ここでは驚くべき4年間も熟成されています。この長い期間が、塩辛い味わいを和らげ、むしろチーズのような繊細な風味を生み出しています。その旨味は口の中で広がり、特別な日のギフトにふさわしい一品といえるでしょう。

販売元のタイシコーポレーション株式会社も、その理念に共感する消費者を惹きつけています。「本物のイベリコ豚を広めるとともに、環境問題を解決するNo1企業」というミッションのもと、六本木、北新地、心斎橋に直営店舗を展開し、スペインにおいても牧場を保有しています。生産から加工、販売まで自社で行う6次産業化を実現しているのです。

同社は、イベリコ豚の森植樹プロジェクトにも取り組んでいます。毎年、順調に成長を続けるイベリコ豚はその栖息地である森が減少しているという現実を受けて、このプロジェクトを2015年に発足しました。現在までに約5000本の植樹を行っており、子どもたちを交えた植樹体験ツアーも開催しています。この活動は、環境保護だけでなく、面接への応募が殺到するなど企業のイメージ向上にも寄与しています。

さらに、タイシコーポレーションは、イベリコ豚使用の生ハムで2020年、「世界一高い生ハム」としてギネス認定を受けた実績も持っています。このように、高級生ハムは年末年始の帰省が難しい今こそ、贈り物として選ばれる人気の商品となっています。贈り物に特別さが求められるこの時期、イベリコ豚の生ハムは、ご家庭で楽しめる贅沢なひと品となることでしょう。

会社情報

会社名
TAISHI CO.株式会社
住所
大阪府大阪市西成区天下茶屋東2-13-29
電話番号
06-6656-3116

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。