世界企業情報プラットフォーム「CorpFilings」が誕生
新たなウェブサイト「CorpFilings」が、企業情報の入手を迅速かつ簡単に行えるサービスをスタートしました。その第一歩として、米国上場企業の財務データの提供を開始しています。「Appleの最新決算はどうなっているのか?」や「GoogleとFacebookの資本利益率はどちらが高いのか?」といった疑問を簡単に解消できるプラットフォームとして、多くの利用者の期待を集めています。
CorpFilingsの目的と機能
CorpFilingsは、世界中の企業データを整理して保管することで、投資家や労働者、消費者、地域住民など、多様なステークホルダーが集まる新たな関係構築のプラットフォームを作り出すことを目指しています。これにより、企業が海外の情報を集める際に発生しがちな「情報コスト」を削減し、グローバルな経営課題の解決を目指しています。特に、特定の国や地域に限らず、経営に必要な情報を迅速かつ正確に引き出すことは、現代の企業にとって重要です。
現在、すでに約15,000社の米国上場企業の財務情報にアクセス可能ですが、将来的には日本やアジア、欧州企業へと対象を広げ、株価やプレスリリースといった非財務情報の提供にも力を入れていく計画です。
提供されるサービスの特徴
CorpFilingsでは、米国上場企業約15,000社の過去5年分の主要財務データを提供しており、売上高や営業利益、純利益、CF情報などの詳細を確認できます。また、最新の2年分の四半期情報も見られるため、企業の成長性やパフォーマンスを把握しやすくなっています。
他社の財務データを比較するための機能も充実しており、同業他社と詳細な分析を行うことができます。これにより、企業の状況や市場における位置付けを理解する手助けとなり、より深い経営判断が行えるようになります。
運営企業について
この新しいプラットフォーム「CorpFilings」は、株式会社インターナレッジ・パートナーズが運営しています。東京に拠点を置くこの企業は、公認会計士や税理士としての専門知識と、金融・IT・国際会計のスキルを融合させ、幅広い財務サービスを提供しています。情報の透明性と流動性を高め、経営における意思決定をサポートする姿勢が評価されています。
新しい情報収集手段として注目される「CorpFilings」。企業とそのステークホルダーとの関係構築の手助けとなり、これからのビジネスシーンで重要な役割を果たすことが期待されています。