武蔵野美術大学の新プログラムでアートとテクノロジーを融合しよう

武蔵野美術大学が開催する新しいプログラム

武蔵野美術大学（東京都小平市）は新たな教育プログラム「VCP for PROTOTYPING」の受講者を募集中です。このプログラムは、アートとテクノロジーを融合させ、自分のアイデアを具体的な形にする能力を養成します。アイデアは「問い」から生まれるもの。このプログラムではその「問い」を深掘りし、実際のプロトタイピング（試作）へとつなげる手法を学びます。

プログラムの内容と目的

この2日間のミニプログラムでは、武蔵野美術大学の教授陣が実際に行った授業を基に、参加者が創造的思考を育むための講義やワークショップが行われます。まず前半では、自己の興味や違和感を掘り起こすためのアート的アプローチを学ぶことができます。これにより、参加者は自分の中で何が重要で、どのような問いを持っているのかを認識しやすくなるでしょう。

後半のセッションでは、実際にその「問い」を形にするプロトタイピングやプログラミングの演習が行われます。参加者同士でのフィードバックを通じて、自分の考えを他者と比較し磨き上げる貴重な機会があります。このプログラムを通じて、参加者はビジネスアイデアを具体化し、社会への影響を考慮したスキルを身につけることができます。

VCPプログラムとは

「価値創造人材育成プログラム（VCP）」は、90年以上にわたる造形教育に基づいたプログラムです。このプログラムは、デザイン思考やアート思考にとらわれることなく、多様な視点を調和・統合することを目指しています。新しい事業の提案やアプローチを生み出すために必要な思考法や行動を学ぶことができるため、多くの参加者に支持されています。