昭和女子高校、受賞
2025-11-21 12:44:24

女性技術者育成の新展開!昭和女子大附属高校が組織優秀賞を受賞

女性技術者育成の新たな一歩



東京都世田谷区に位置する昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校が、一般社団法人技術同友会の「第11回女性技術者育成功労賞」にて「組織優秀賞」を受賞しました。この賞は、女性技術者の活躍を支援し、顕著な成果を上げた団体や個人に授与されるものです。この受賞は、同校が実施しているサイエンスマインドを育むSTEM教育への取り組みが高く評価された結果です。

女性技術者の支援とキャリア選択



昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校では、「生徒のキャリア選択支援」を大きな目標として掲げています。特に2021年度には、スーパーサイエンスコースを設置し、大多数の生徒が文系を志望する進路から脱却を図ることを目指しました。このコースでは、生徒の成長を見据えたロードマップを策定し、柔軟なカリキュラムを設計しています。さらに、IT企業や理系大学と提携し、全生徒に多様なSTEM分野の職業に触れる機会を提供しているのです。

統合的な学びの重要性



現在の教育において、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)を統合的に学ぶことは、特に重要視されています。昭和女子校の取り組みは、生徒たちのサイエンスマインドを育成し、将来のキャリア選択の幅を広げるものであり、多くの生徒が理系分野に興味を持つきっかけとなっています。

ブレインストーミングやインターンシップの導入



また、昭和女子大附属中高では、三菱みらい育成財団からの支援を受け、2023年から2025年度にかけてさまざまな取り組みを進めています。これには、文部科学省のDXハイスクール助成や、芝浦工業大学との連携によるインターンシッププログラムなどがあります。こうした実践的な経験を通じて、生徒自身が技術者としてのキャリアを具体的にイメージできるようになることが期待されています。

未来の技術者を育成する環境



また、福井県立大学との恐竜プロジェクトなど、他の教育機関とのコラボレーションも行われており、教育環境は非常に充実しています。これにより、学生たちは実際のプロジェクトに携わることができ、技術者としての知識やスキルを身につける機会も増えています。このように、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校は、教育の質を高めるとともに、次世代を担う女性技術者の育成に力を入れています。

新たな教育の展望



受賞にあたって、真下峯子校長は、「生徒たちのサイエンスマインドを育むことは、将来のキャリア選択において非常に重要な要素です。この受賞はその努力が認められたものであり、今後のさらなる取り組みの励みになります」とコメントしました。

この受賞をきっかけに、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校が掲げる教育方針と女性技術者育成の重要性が、より多くの人々に伝わることを願っています。未来の技術者や科学者を育てるための同校の挑戦は、これからも続いていくことでしょう。

会社情報

会社名
学校法人 昭和女子大学
住所
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。