ブロードバンドサービスに関する意見募集開始、全国からの声を求める

総務省がブロードバンドサービスに関する意見募集を開始



総務省はブロードバンドサービスに関連したユニバーサルサービス制度についての意見募集を行います。この募集は、令和6年10月12日から11月11日までの期間で実施される予定です。対象となるのは「ブロードバンドサービスに関するユニバーサルサービス制度に係る総務省令案の考え方(案)」という文書です。これは、全ての国民が平等に情報通信サービスを受けられるようにするための重要な政策です。

1. 意見募集の背景



現在、ブロードバンドサービスの導入が進む中で、特に地域によって格差があることが問題視されています。これを受けて、昨年2月には情報通信審議会から「ブロードバンドサービスに係る基礎的電気通信役務制度等の在り方答申」が提出されました。この中で、全ての人に等しくサービスを提供できる新たな制度の必要性が提言されました。また、令和6年3月にはその具体化に向けた答申が出され、負担金の算定方法や公平性についての議論が継続されてきました。

このような流れの中で、総務省はコスト算定に関する研究会を設置し、具体的な方策について検討を重ねてきました。この研究会では、負担を求める対象の特定や報告手段の整備などが議題となり、さまざまな意見が交わされました。

2. 意見募集の内容



今回の意見募集は、上述の研究会を基にしている「ブロードバンドサービスに関するユニバーサルサービス制度に係る総務省令案の考え方(案)」について国民の意見を求めるものです。提出された意見は、今後の制度改正に活用される予定です。特に、どういった形でブロードバンドサービスを普及させていくか、またその際にどのような課題があるかについての意見を広く募ります。

3. 意見提出の詳細



意見提出のためには、募集要項が明記された別紙を確認の上、各自の意見を整理し、令和6年11月11日(月)までに提出が求められます。郵送の場合、消印は当日中のものであれば受け付けられます。

4. 今後の流れ



意見募集の結果は、後日研究会において整理され、今後の方針決定に役立てられる予定です。また、この意見募集を通じて集まった声は、行政が進める政策に反映される重要な材料となるでしょう。ブロードバンドの普及に貢献できる機会ですので、多くの方々の意見が寄せられることを期待しています。

意見募集の詳細は総務省の公式ページにてご確認ください。

この機会に、自分たちの生活に直結するインフラの改善につながるような意見をぜひ寄せてみましょう。

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