SIDOが実店舗でのモバイル決済サービスを発表
SIDO(セキュアIDオンライン)は、BNC株式会社が提供する新たな決済サービスで、実店舗でのモバイル端末を利用した決済の試験運用を開始しました。2013年12月20日に発表されたこの取り組みは、東京都内の飲食店やクリニックを含む5つの施設で行われており、2014年1月末に正式ローンチを予定しています。
SIDOとの連携によるクレジットカード決済
この新サービス、通称「SIDOストリートワイズ」は、顧客がお手持ちのモバイル端末を使って、実店舗でのクレジットカード決済を簡単に行えるものです。具体的には、加盟店にはSIDOカード決済専用のタブレット端末が設置され、顧客は事前に登録したクレジットカード情報を利用し、自分のスマートフォンにアプリをダウンロードすることで決済を承認します。大きな特徴は、顧客の個人情報が店舗に開示されず、安全な決済が可能である点です。
オンラインとオフラインの統合
この新しいモバイル決済機能のおかげで、SIDOのオンラインウォレットに登録されているユーザーは、1つのIDを用いて、すべてのSIDO加盟店でオンラインでもオフラインでも買い物ができるようになります。決済ごとにSIDOポイントを獲得することもでき、顧客にはメリットが多くなっています。加盟店にとっても、スマートな支払方法を顧客に提供でき、この取り組みを通じて新たな集客チャンスを得られます。
具体的な試験運用店舗
現在、試験運用されているのは以下の5店舗です:
1.
ホブゴブリン六本木:
http://www.hobgoblin.jp/
2.
Bauhaus 六本木:
http://www.e-bauhaus.jp/
3.
レジェンズ スポーツバー:
http://www.legendsports.jp/
4.
Parabola:
http://www.parabola7.com/
5.
ひとみデンタルクリニック:
http://www.hitomi.dental-net.jp/
今後、SIDOはさらに他業種の店舗へとサービスの試験運用を広げる予定です。
SIDOの理念と未来
SIDOは、ECサイトと消費者に安全で価値の高い取引を提供するための新しいサービスであり、オンラインウォレットやショッピングポータルの役割も果たします。インターネット上での不正行為や個人情報漏えいのリスクが高まる中、SIDOは独自の方法でクレジットカード情報や個人情報を管理し、利用者の安心をサポートしています。公式ウェブサイトにはさらに詳細が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
BNC株式会社の概要を紹介しますと、クラーク・ロバートソンとブライアン・ネルソンによって2011年に設立され、日本におけるEコマースやインターネット事業の先駆者として新しいプラットフォーム及びアプリケーションの開発を進めている企業です。
これからもSIDOの動向に注目し、日常生活をより便利にする決済サービスが展開されることを期待しています。