公共放送の未来を考える:デジタル時代の放送制度についての検討会開催

デジタル時代における公共放送の在り方



令和6年8月22日、総務省が主催する公共放送ワーキンググループの第24回会合がウェブ会議形式で開催されます。この会合では、デジタル時代における放送制度の進化についてさまざまな視点から検討が行われます。主な議題は以下の通りです。

1. 日本放送協会のインターネット活用業務



最初の議題では、日本放送協会(NHK)によるインターネットを活用した業務の競争評価に関する準備会合についての報告が行われます。これにより、放送の質を向上させるための方向性が検討される予定です。

2. ヒアリング



次に、株式会社テレビ東京からのヒアリングが行われます。テレビ東京の取り組みや体験をもとに、公共放送の新たな戦略についての意見交換が期待されます。

3. 諸外国の公共放送について



さらに、一般財団法人マルチメディア振興センターからのプレゼンテーションが行われ、その中でさまざまな国の公共放送の国際放送や商業活動、インターネット配信の事例が紹介されます。これにより、国内放送制度の改善に向けたヒントが得られるかもしれません。

4. 国際発信・展開に係る論点



議題の最後には、放送の国際発信や国際展開に関する論点についての考え方(案)が提示され、参加者間で意見交換が行われます。

5. 意見交換



全ての議題が終わった後には、参加者同士での意見交換の場が設けられます。これにより、多様な意見や見解が集められ、より良い公共放送の在り方が模索されます。

傍聴について



この会合では傍聴を希望する方を対象に、事前登録が必要です。傍聴希望者は、8月21日17:00までに申し込む必要があります。登録された方には、参加方法に関する詳細が後日案内される予定です。また、傍聴希望者が多数の場合は先着順により選定されますのでご留意ください。

傍聴時の注意事項


傍聴にあたっては、静粛に会議に参加し、カメラや録音機器の使用は事前に許可された場合を除き禁止されています。ウェブ会議のURLの共有も禁じられていますので、注意が必要です。

お問い合わせ



本件に関して何か質問がある場合は、総務省情報流通行政局放送政策課へお電話ください。電話番号は03-5253-5777です。

まとめ



デジタル時代の到来に伴い、公共放送はますます重要な役割を担うことが求められています。8月22日の検討会を通じて、未来の放送制度がどのように進化していくのか、注目していきたいところです。

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