タクシーのキャッシュレス還元
2020-02-10 13:00:50

東京・大阪のタクシーでキャッシュレス還元事業が開始!お得な利用法を紹介

2020年2月11日から、日本交通株式会社は東京や大阪を中心に展開する約6,000台のタクシーで、経済産業省が実施するキャッシュレス・消費者還元事業に参加し始めました。この事業は、対象となるキャッシュレス決済手段でタクシー運賃を支払うと、5%の還元が受けられるというものです。これにより、より多くの人が手軽にタクシーを利用できるようになり、それは運転手にとっても現金管理が簡素化される大きなメリットがあります。

日本交通は、タクシーのキャッシュレス化を進めるために、JapanTaxi株式会社が提供するタクシー配車アプリ「JapanTaxi」への対応を進め、また、セルフレジ型のマルチ端末である『決済機付きタブレット』も導入しています。これにより、顧客はスマートかつスピーディに支払いができ、降車後の手間が少なくなっています。この新しい取り組みにより、タクシー利用者の満足度も向上することが期待されています。

また、キャッシュレス決済が普及することで、特にインバウンド需要の増加が見込まれる訪日外国人観光客にとっては、利便性が大いに向上します。実際、日本交通の都内タクシーにおけるキャッシュレス決済の利用比率は、最近では6割以上を占めており、今後もその傾向は強まるでしょう。

キャッシュレス・消費者還元事業の詳細



1. 対象期間

さて、キャッシュレス・消費者還元事業は2020年2月11日(火)から2020年6月30日(火)までの期間にわたって実施されます。

2. 対象車両

日本交通が取り扱うタクシーは東京23区、武蔵野市、三鷹市、立川市、調布市、稲城市、町田市、横浜市、川崎市、大和市、小田原市、さいたま市、大阪市など、広範囲にわたります。これらの地域の約6,016台のタクシーが対象で、該当車両にはポイント還元のステッカーが掲示されます。

3. 対象となる支払い手段

支払い方法は、クレジットカード(Visa、JCBなど)、交通系IC(Suicaなど)、電子マネー(楽天Edy、iDなど)、また決済アプリ(JapanTaxi Wallet、LINE Payなど)が含まれます。ただし、一部車両では非対応の決済手段もあるため、注意が必要です。タクシーチケットや特定のプリペイドカードは対象外となります。

キャッシュレス決済の普及



日本交通における現金利用の割合は、ここ数年で大きく変化し、5年前には約6割が現金決済でしたが、現在では4割を切るまでになってきています。この背後には、タクシー配車アプリの普及が大きな影響を与えています。評価されるべきは、移動手段の新たなスタンダードが確立されつつあることです。

このように、日本交通の取り組みは、テクノロジーの進化と、顧客の利便性を追求する姿勢に基づいています。これからもタクシー利用が身近で快適なものになることが期待されます。

会社情報

会社名
日本交通株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町3-12紀尾井町ビル
電話番号
03-6265-6164

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