デュシットインターナショナルが広報業務をアビアレップスに委託し新たな展開へ

デュシットインターナショナルとアビアレップスの提携

タイの著名なホテルグループ、デュシットインターナショナルが、このたびとても重要な決定を下しました。日本国内における広報代理店業務を、観光マーケティングの専門企業であるアビアレップス株式会社に委託することが発表されました。この提携は、デュシットインターナショナルが日本市場での認知度と利用需要の拡大を目指す重要な試みとして捉えられています。

デュシットインターナショナルの概要

デュシットインターナショナルは1948年に設立され、以来タイ国内外でホテル経営や教育分野において多くの実績を有する企業へと成長しました。タイを拠点に、「デュシタニ」、「デュシットD2」、「デュシットプリンセス」、「デュシットデバラナ」といった4つのブランドを展開し、世界各国で合計27軒のホテルとリゾートを運営しています。

特に、ミレニアル世代の旅行者をターゲットにした新しいライフスタイルホテルブランド「アサイ・ホテル（ASAI HOTELS）」も開業を予定しており、タイ・バンコクやフィリピン・セブなどの主要都市での展開が期待されています。

アビアレップス株式会社について

アビアレップス株式会社は、1994年にドイツ・ミュンヘンで設立された企業で、航空と観光マーケティングの分野に強みを持っています。47か国に63の事務所を展開し、日本においても重要な役割を果たしているこの会社は、日々100社以上の航空会社や150以上の観光促進団体を顧客に持っています。彼らは広報、広告、観光プロモーション、ITソリューション、空港マーケティングなど、幅広いサービスを提供しています。

このような背景を持つアビアレップスとデュシットインターナショナルの提携は、特に日本国内でのブランド認知の向上に寄与することが期待されています。デュシットインターナショナルは、富裕層やファミリー層、ハネムーナー、カップル層など、多様な顧客層に支持されていますが、今後はさらに広報活動を活発に展開することで、ホテルブランド名の周知を進め、利用者の拡大を図る方針です。

今後の展望

デュシットインターナショナルは、観光業界においてますます影響力を高めています。今後も新しいマーケットへの開拓や、さらに多様な顧客層へのアプローチを通じて、デュシットブランドの確立を進めていくことでしょう。また、アビアレップスとの連携により、日本における広報活動の強化が図られ、ターゲット層への密着したアプローチが可能となることが期待されています。