高齢者支援提携
2018-07-31 11:30:15

「LifeTie」と「まんまる薬局」が高齢者支援で業務提携を発表

「LifeTie」と「まんまる薬局」が業務提携を解説



近年、急速に進行する高齢化社会において、後期高齢者医療費の増大が深刻な問題となっています。特に、処方された薬剤を大幅に残してしまう「残薬」は、年間で約500億円の医療費に影響を及ぼしており、これは医療財政においても解決すべき重要な課題です。特に認知症や病を抱える高齢者は、生活環境の整備と薬剤の管理に周囲からのサポートが不可欠なため、早急に支援体制を築く必要があります。

提携の意義



このたび、遺品整理や住環境福祉整理を手掛ける「LifeTie」と、東京都板橋区を拠点とする在宅訪問薬局「まんまる薬局」が業務提携を結びました。この提携のポイントは、LifeTieが高齢者の住環境を整備し、その過程で残薬が発見・回収されることで、まんまる薬局が適切にそれを整理・処方調整するというものです。両社が共同で力を合わせることにより、在宅療養を行う高齢者の生活環境改善と残薬削減、さらには適切な服薬支援の提供が可能になります。

住環境福祉整理とは?



「住環境福祉整理」という言葉は、特に自力で住環境を整えることのできない高齢者を対象とした整理や清掃のことを指します。慢性的な疾患や認知症によって生活意欲が低下することは「セルフ・ネグレクト」とも称され、この状況は本人だけでなく周囲の家族や住民にも多大な影響を与えることがあります。

両社の取り組み



LifeTieは、住環境を整えることで高齢者が快適な生活を送れるよう努めています。特に神奈川県川崎市を拠点としている同社は、高齢者が生活空間を安全に使えるよういる「生前整理」「遺品整理」といったサービスを提供しています。

一方、まんまる薬局は「人にこころを届ける」をモットーに掲げ、その理念に基づき在宅医療に取り組む姿勢が高く評価されています。患者様の薬剤管理を行い、お薬の提供のみならず、「心」を届けることを目指しています。

この提携により、双方の活動が相互に補完し合い、高齢者の生活の質を向上させることができると期待されています。今後、より多くの高齢者が安心して自分らしい生活を送るための支援体制が整備されることを願っています。

最後に



高齢者支援の重要性が高まる現代社会において、LifeTieとまんまる薬局の提携は、今後の方向性を示す一歩となります。高齢者が自分らしく生きるために、必要な支援が確実に提供されていくことを願っています。

会社情報

会社名
株式会社LifeTie
住所
神奈川県川崎市川崎区駅前本町11-2川崎フロンティアビル4階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。