株式会社サイバーディフェンス研究所新代表取締役の就任と今後の展望について

株式会社サイバーディフェンス研究所新代表取締役のご就任について

2025年10月1日より、株式会社サイバーディフェンス研究所の新しい代表取締役社長に砂田務氏が就任することが発表されました。これに伴い、前社長の鹿島謙一氏が退任します。サイバーディフェンス研究所は、サイバー攻撃の脅威が増している現代社会において、重要な役割を担う企業として注目されています。

新任代表取締役砂田務氏の挨拶

砂田氏は、現代の情報技術の進歩により、人々に多くの利便性がもたらされる一方で、サイバー攻撃の脅威が増大している現状を指摘しました。氏は「人間がもたらす脅威には、人間しか対処できない」という言葉を引用し、サイバーセキュリティの分野でAIの活用が進む中でも、人的なアプローチの重要性を強調しました。

「当研究所は卓越した技術力と高い倫理観を持ったメンバーが集まり、高品質な技術サービスを提供することで、サイバー空間の脅威に立ち向かうことを目指します。」と、新たな方針を述べています。具体的なサービス内容として、ペネトレーションテストや脆弱性診断サービス、フォレンジックサービス、さらには高度なセキュリティ人材を育成する教育サービスを行っています。

脅威に対抗するための取り組み

同社では、攻撃者の視点を取り入れた診断や評価が行われており、実際に脅威がどのように変化しようとも対応できる力を育てています。これにより、単なるツールの適用にとどまらず、攻撃手法を熟知した技術者たちが、クライアントのニーズに応える形でサービスを提供します。

このように、サイバーディフェンス研究所は攻撃者と同じ視点、発想を持つことが、必然的に効果的な防御策となると考えています。これによって、安全で安心できる情報社会の実現を目指していく方針です。

砂田務氏の略歴

新任社長の砂田氏は、横浜国立大学大学院工学研究科を卒業後、警察庁や防衛庁、外務省などでのキャリアを積んでいます。特に、警察庁ではサイバー攻撃対策官としての経験があり、内閣官房では内閣衛星情報センターの開発官を務めた実績があります。また、現在は北村エコノミックセキュリティ合同会社のシニアディレクターも務め、広範な知識と経験をもって新たな役職を遂行します。

この新たな体制のもと、株式会社サイバーディフェンス研究所は、今後もサイバー空間における脅威に対して、高品質なサービスを提供し続けることを誓っています。情報技術が進歩する中でその恩恵を広く享受できる社会への貢献を目指して、日々邁進していくことでしょう。

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