シスメックス、新卒社員の配属プロセスにジョブマッチングを導入! 自ら選び、選ばれる新時代へ
シスメックス株式会社は、新卒社員の配属プロセスを改革し、独自のマッチングアルゴリズムを用いた新たな仕組みを導入しました。この取り組みは、従業員が自律的なキャリアを築き、企業とともに成長し続けることを目指しています。
シスメックスは、「人材」を企業価値創造の源泉と捉え、従業員が安心して能力を発揮できる環境を提供することに力を入れています。その一環として、従業員のエンゲージメント向上を図るため、2021年から東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)と共同研究した独自のアルゴリズムを用いたジョブマッチングシステムを導入しました。
このシステムは、新卒社員と配属部門それぞれの希望に基づき、最適なマッチング(配属案)を導き出すものです。人事部門の介入を最小限にすることで、新卒社員は自分の興味や強みに合った部門を選択し、配属部門は最適な人材を獲得できるというWin-Winの関係を実現します。
なぜジョブマッチングなのか?
従来の新卒配属プロセスでは、人事部門が一方的に配属を決定することが多く、新卒社員の希望や能力が十分に考慮されないケースがありました。しかし、シスメックスは、従業員が主体的にキャリアを描き、成長を続けるためには、自ら選択する機会が必要だと考えました。
ジョブマッチングシステムの導入により、新卒社員は自身のキャリアについて深く考え、積極的に行動するようになります。また、配属部門にとっても、新卒社員の能力や意欲を理解した上で採用できるため、組織全体の活性化に繋がるのです。
シスメックスの目指す未来
シスメックスは、長期ビジョン「より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」の実現に向け、多様な人材が活躍できる組織づくりを推進しています。ジョブマッチングシステムの導入は、その取り組みの一環であり、従業員の成長と企業の成長を両立させるための重要なステップです。
シスメックスは今後も、従業員のエンゲージメント向上と持続的な成長を目指し、新たな取り組みを続けていきます。