ニューヨーク・タイムズスクエアに新たなドーナツの名所が誕生!
2025年4月22日、アメリカ・ニューヨークにて「I’m donut?」が初の海外旗艦店をオープンする。この生ドーナツ専門店は、日本から輸出される新たな食文化の象徴として、タイムズスクエアという世界的に有名な場所に存在感を示す。
日本のドーナツ文化を発信する支店
「I’m donut?(アイムドーナツ?)」は、ユニークな生ドーナツの専門店で、平子良太氏が代表を務める株式会社peace putが運営している。タイムズスクエアの中心地であるブロードウェイと45丁目に位置するこの店舗は、日本の伝統と現代的なデザインが融合した内装が特徴だ。店舗に入ると、わびさびを意識した落ち着いた雰囲気の中、心地よい空間が広がっており、忙しい街の喧騒から離れたような贅沢な体験が楽しめる。
店内のひときわ目を引くのは、ニューヨーク州の採石場から運ばれた天然石を利用したカウンター、そして目立つ「I’m donut?」の看板だ。ドーナツの製造工程は全てオープンキッチンで行われ、客はシェフたちが作業する様子を楽しむことができる。
独自の新商品とターゲット市場
「I’m donut?times square」では、15種類におよぶドーナツを展開し、その中にはニューヨーク限定の9つの新商品も含まれる。日本酒を使用した『Sake Cream』や抹茶クリーム、チキンジンジャーテリヤキが新たに加わり、さらには現地のお客に合わせたヴィーガンドーナツや、定番の『PB&J』も取り入れている。
代表の平子氏は、アメリカをドーナツの本場と位置づけ、ニューヨークで出店することに大きな意義を感じているという。これまで日本国内で展開した経験を元に、「生ドーナツを文化として根付かせたい」と強く願ってきた彼は、この海外進出を大きな挑戦と捉えている。
アートとの融合、店舗の魅力を一層引き立てるデザイン
タイムズスクエア店限定のメインビジュアルは、著名なアートディレクター・吉田ユニ氏によって制作され、全て本物の食材を使った美しい作品として注目を集めている。店内で楽しめるアート体験が、新たなスイーツ文化を魅了する要素の一つにもなっている。
期待される未来の挑戦
平子氏は、「世界への挑戦がいよいよ始まります。新しい時代を創っていくため、私たちのドーナツを多くの人々に届けたい」と熱意を語る。彼のビジョンは、ただの店舗開設に留まらず、グローバルな挑戦の第一歩なのだ。
オープンを記念した特別ドーナツ「めっちゃNY」や「苺の生ジャムとピーナッツバタークリーム」も、国内店舗で販売予定という。日本文化の素晴らしさを伝えつつ、ニューヨークの人々を魅了するドーナツの新しい形に、期待が高まる。
まとめ
「I’m donut?」のニューヨーク進出は、日本の生ドーナツ文化を新たなステージへと引き上げる大きな一歩と言えるだろう。今後の展開が楽しみな中、ぜひ一度この新しいドーナツの魅力を体験してみてはいかがだろうか。