バイクの日の調査結果
2015-08-19 06:00:01
バイクの日に見るバイク文化の変遷と若者の憧れの多様性
バイクの日に見るバイク文化の変遷と若者の憧れの多様性
8月19日は「バイクの日」として知られ、多くのバイク愛好者やライダーがその魅力を再確認する日です。今年もヤマハ発動機が実施した620名を対象にしたアンケート調査によって、バイクに対する意識や憧れの変化について多くの興味深いデータが明らかになりました。
バイク免許取得の年齢層、若年層の傾向が浮き彫りに
調査結果によると、バイク免許を取得する年齢層に関しては、約80%が29歳までに取得していることがわかりました。また、特に注目すべきは、約50%のライダーが19歳以下で免許を取得している点です。これによって、若い世代が初めてバイクに乗る機会が早いことが伺えます。バイクへの憧れは、免許取得と密接に関わっていることがわかります。
女性ライダーの台頭
さらに、バイク免許の種類別に見ると、小型二輪免許の取得者は女性が61%と男性の24%を圧倒的に上回っています。この結果は、バイク市場における女性の存在感が増していることを示しており、男女でのバイク利用のスタイルや用途が異なっていることも影響しているかもしれません。特に、普通二輪免許を取得している人は45.8%と最多で、原付免許が31.3%、大型二輪免許が18.4%と続きます。
バイク所有者の世代別傾向
所有するバイクの排気量に関するデータも興味深いものでした。20代の所有者の中では、401cc以上の大型バイクの所有率が14.8%と最も高く、一般的には「おじさんライダー」と見なされる層と真っ向から対立するような結果が出ました。一方で、50代では59.4%が125cc以下のバイクを所有しており、趣味性の高いバイクが減少傾向にある中、実用性を重視する年齢層は依然として高いようです。
各世代の憧れのバイク作品
バイクへの憧れのきっかけについても、世代ごとの違いが見られました。30代では『仮面ライダーシリーズ』や『疾風伝説 特攻の拓』、40代では『バリバリ伝説』が人気ですが、特に印象的なのは20代の回答です。彼らには具体的な作品名は少ないものの「Youtubeの動画」や「EXILEのメンバーが乗っていたから」など、現代的な感覚やメディアの影響が強く現れています。
まとめ
この調査結果からわかることは、バイク文化が世代ごとにどのように変化してきたか、そして今後どのような方向に進むかということです。特に、若者の参加が期待される一方で、女性の台頭も見逃せません。多様なバイク文化が共存している現在、バイクの日はその変化を祝福する素晴らしい機会と言えるでしょう。
バイクに乗る楽しみに心を寄せ、これからもバイク文化を盛り上げていきましょう。
会社情報
- 会社名
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ヤマハ発動機株式会社
- 住所
- 静岡県磐田市新貝2500
- 電話番号
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