株式会社シンカと株式会社ジョイカルジャパンが業務提携を締結
背景と目的
近年、企業の競争力を高めるためには、顧客満足度を向上させるための効率的な対応が不可欠です。自動車業界においてもこの傾向は同様で、顧客対応の質の向上が求められています。そこで、コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を開発した株式会社シンカが、株式会社ジョイカルジャパンとの業務提携を発表しました。これにより「カイクラ」のOEM提供が開始され、より多くの企業がこのプラットフォームを活用できるようになります。
提携内容とは
OEM提供とは、ある企業が開発した製品を他社のブランド名や仕様で提供する形を指します。つまり、シンカが提供する「カイクラ」の一部機能を、ジョイカルジャパンが独自のブランドとして展開できるようになります。この提携により、ジョイカルジャパンのビジネスモデルや顧客ニーズに合わせた形で「カイクラ」の機能が使えるようになり、具体的には約600店舗を持つ全国の加盟店での導入が促進される見込みです。
ジョイカルジャパンのビジョン
2005年に設立されたジョイカルジャパンは、「カーライフをもっと楽しく便利に」という理念のもと、自動車リース・販売事業を展開しています。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進には力を入れており、加盟店がより良いサービスを提供できるよう、今回の提携で「カイクラ」を活用します。また、組織内の業務効率化が進むことで、より高い顧客満足度を得ることが期待されています。
期待される効果
シンカとジョイカルジャパンの提携によって、両社は自動車業界における新たな顧客価値の創出を目指しています。シンカは「カイクラ」の認知度を高め、ジョイカルジャパンは全国の加盟店の業務効率を向上させることで、それぞれの企業成長につなげたい考えです。また、顧客対応の質を高めることで、新規顧客を獲得するとともに、既存顧客のリテンション率を向上させることも見込まれています。
代表者のコメント
株式会社シンカの代表取締役社長CEO、江尻高宏氏は、今回の提携に際し、「ITで世界をもっとおもしろく」という理念のもとで「カイクラ」を提供していく意義を強調しました。顧客体験を向上させるために、シンカはコミュニケーションの力を更に活用し、ジョイカルジャパンの加盟店ネットワークへの提供を期待しています。
一方、株式会社ジョイカルジャパンの代表取締役CEO、早川由紀夫氏は、自社のビジョンである「自動車とともに」という考えを掲げながら、シンカとの提携が加盟店のサービス品質をさらに向上させることを期待しています。両社は顧客の期待を超えるような新しい価値を提供するために、引き続き挑戦を続ける意向を示しています。
まとめ
今回の提携は、顧客対応の効率化と品質の向上を目指す自動車業界に新たな旋風をもたらすことでしょう。シンカが提供する「カイクラ」を通じて、ジョイカルジャパンの加盟店は業務効率を高め、顧客満足度を向上させることが期待されています。顧客にとってより良いサービスを提供するために、両社の連携による新たな試みが注目を集めます。