セントワークス、ベトナムとの介護人材受け入れ合意を発表

セントワークスとベトナムの合意

セントケア・ホールディング株式会社のグループ会社であるセントワークス株式会社が、ベトナムのクアンナム医療短期大学および菅沼グループと、介護の特定技能ビザ取得に向けた教育と日本への入国支援に関する合意を締結しました。この取り組みは、質の高い介護サービスを日本国内で提供するための一環として行われます。

合意の概要

この合意により、2020年の夏から毎年約20名のベトナム人介護人材を、日本に受け入れることが可能になります。この人材は、特定技能ビザを取得後に日本の介護現場で働くことになります。しかし、現時点では資格取得に必要な試験は実施されていないため、今後の動向に注目が必要です。

日本とベトナムの間では、7月1日に「在留資格『特定技能』を有する外国人に係る制度の適正な運用のための基本的枠組みに関する協力覚書」が締結されました。この覚書が、今後の人材受け入れの基盤となることが期待されています。

セントワークスの役割

セントワークス株式会社は、登録支援機関としての指定申請を行い、入国手続きや入国後のフォローを担当します。これにより、介護人材がスムーズに日本での生活を始められるようサポートします。

初年度には20名の人材を募集し、セントワークスとしては他の介護サービス提供法人への紹介も行う予定です。このようにして、介護人材を介護現場に配置し、質の高いサービスを提供することを目指します。

今後の展望

今回の合意は、介護業界の人手不足解消に向けた重要な一歩です。ベトナムからの看護学生を介護人材として活用することで、日本の高齢化社会において求められるケアサービスの質を向上させる狙いがあります。

また、法務省のホームページには、特定技能ビザについての詳細が掲載されていますので、興味がある方はそちらも参照してください。

今後この合意がどのように実現し、日本の介護現場にどのように影響を与えるのか、期待が高まります。セントケア・ホールディング株式会社は、これからも国際的な人材交流を進め、より良い介護サービスの提供に貢献していくことでしょう。

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